出版社内容情報
思いを寄せていた林二郎が、師と仰ぐ道庵にとって因縁の相手の息子だったと知り、動揺するお葉。忘れることを決意し、日々の仕事に励む中で、患者を通して、道庵の弟子であることが彼に伝わってしまい……。
【目次】
内容説明
お葉が初めて思いを寄せた林二郎は、師匠・道庵の因縁の相手・総伯の息子だった―。衝撃の事実を知った彼女は、林二郎と距離をおこうとする。老いからくる躰の不調を訴える縫物の先生や、謎の神経痛に悩まされる御膳奉行など、患者に向き合うことで恋心を忘れようとするが、心は揺れ動くばかり。そんな中、ついに林二郎は道庵と総伯の過去を知ってしまう…。彼とお葉の関係はどうなってゆくのか、人気時代医療小説、第6弾!
著者等紹介
有馬美季子[アリマミキコ]
2016年、『縄のれん福寿』(祥伝社文庫)で時代小説デビュー。その後、「はないちもんめ」シリーズ(祥伝社文庫)で好評を博す。2021年、第10回日本歴史時代作家協会賞の文庫シリーズ賞を「はないちもんめ」シリーズ、「はたご雪月花」シリーズ(光文社文庫)で受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ちょろこ
100
シリーズ6の一冊。もう、王道の展開をありがとうございますとつくづく噛み締める巻だった。恋には悩みも障害も付きもの。林二郎と距離を置かねばならない、お葉の苦渋の選択が初っ端からせつない。医心帖を開いてはため息一つ、仕事に打ち込もうとしてもありがちな衝撃と障害がまた一つ、二つ…と読んでいるこちらまでざわざわ。完全に今後の恋の行方から目が離せない。そして、今回も患者さんを通してさまざまな学びを得るお葉がいい。心と身体の繋がりの大切さ、血よりも心と心の繋がりの愛おしさ、さまざまな幸せがあること…心緩やかに沁みる。2026/06/28
タイ子
70
シリーズ第6弾。お葉の初恋の相手・林二郎は総伯の息子だった。師と仰ぐ道庵先生の因縁の相手。知っているだけにこれだけは避けねばならない。揺れる、揺れる、お葉の心がぐらぐら揺れる。診療所にも日々、患者が訪れる。今でいう更年期障害、帯状疱疹など。漢方とお灸と鍼で治療をしていく2人。夫のDVで離縁した浄瑠璃を語る女生とその息子がの母子愛がたまらん。そんな中、林二郎とお葉の仲を裂く人物が…。もう、悩みはつきぬ。同心の謙之助を好きになっていればねぇ。あー、次巻までが待ち遠しいわ~。2026/06/15
あっちゃん
25
シリーズは進み、お葉も恋する19歳(笑)エピソードはいろいろあるけど、その合間に悩めるお葉!ラストは次巻に続くのか?それにしてもお景と源信の初対面は次を期待させるなぁ( ̄ー ̄)2026/10/15
ケイプ
23
シリーズ第6弾。やはりお葉の恋の行方が気になります。いろいろなしがらみや過去の因縁にとらわれ、お葉の気持ちも揺れています。その人となりを見て幸せになって医療の道を歩んでほしいです。2026/08/11
アボガドみよ
15
今回も、期待以上に楽しく読みました。お葉がそろそろ成人となり、これから先、どうなるのかドキドキです。伴侶を持つのか、医術にまっしぐらに突き進むのか。。2026/08/07
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