出版社内容情報
霞山大学の法学部から、同大学のロースクールへと無事に進学した古城行成。古城が運営する「無料法律相談所」(通称「無法律」)は、自称助手の経済学部四年、戸賀夏倫と、法学部四年、矢野綾芽を交わえ、持ち込まれた法律が関わる事件を解決する自主ゼミである。密室状況にある模擬法廷の証言台の前で、恐竜の着ぐるみが倒れていた監禁事件、2通の遺言書を作成した医者の不審死とダイイングメッセージの謎、官庁訪問の会場で相談された雪山での遭難事件などの経験を通じて、古城たちは少しずつ、法の真理と人間への洞察を深めていく。青春リーガルミステリの金字塔。
【目次】
プロローグ
密室法典
今際言伝
閉鎖官庁
毒入生誕祭
エピローグ
解説 若林踏
内容説明
感情を切り捨て条文のみを信じる”法律マシーン”こと、古城行成。ロースクールに進学した彼が大学の片隅で営む無料法律相談所(無法律)には、毎日奇妙な案件が舞い込んでくる。新学期早々、密室状態の模擬法廷で起きた監禁事件は、SNSでの犯人からの挑発に思わぬ展開を見せはじめて―。ルッキズム、出生前診断、ストーカーなど現代の闇を映し出す難事件に、無法律の仲間と挑む。現役弁護士が放つ青春リーガル・ミステリ!
著者等紹介
五十嵐律人[イガラシリツト]
1990年岩手県生まれ。東北大学法学部卒業。弁護士(ベリーベスト法律事務所、第一東京弁護士会)。『法廷遊戯』で第62回メフィスト賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mayu
22
大学の一室で無料で法律相談を受ける無法律シリーズ2作目。ひゃー、面白い!この無法律シリーズ好きだなぁ。読んでいると自分の中の勝手な思い込みに何度もハッとさせられる。法律×謎解きの両方が楽しめる。そして前作同様謎を解くだけではない面白さがあるのが読んでいて飽きない。SNSや整形、コンカフェなど今の時代だからこその事件がとても面白かった! 『閉鎖官庁』が中でも好きだった。キャラもとても良いのでこのまま続いてほしいシリーズ。2026/07/30
よっち
22
霞山大学のロースクールへと無事に進学した古城。自称助手の夏倫と法学部四年の綾芽を加えて、持ち込まれた事件を解決する第2弾。綾芽の就活でフォロワー数を増やす課題が出される中、無法律にもたらされる鍵のかかった模擬法廷で倒れていた恐竜の着ぐるみと犯人を名乗る人物による関連投稿、2通の遺言書を作成した医者の不審死とダイイングメッセージの謎、官庁訪問中に綾芽が相談された雪山での遭難事件の真相、コンセプトカフェで起きた中毒事件など、キャラ同士の関係性もだいぶ馴染んできて、軽妙な謎解きや人間関係の機微も良かったですね。2026/07/26
ブランノワール
4
面白かったです2026/07/24




