出版社内容情報
潜入班の許に、元警視庁所属の鑑識官による再捜査依頼が舞い込む。
それは、妊婦を狙った猟奇殺人の現場から、遥か以前に亡くなった人物の指紋が見つかった未解決事件だった。
鑑識による重大なミスとして片付けられた、不可解な指紋の混入事案……
それと同じ現象が、捜査中の中学生男児死亡事案の現場で発生したという。
「殺人事件の被害者が、次の殺人現場に指紋を残す」――あまりに奇妙な法則を持った怪事件。
死者の指紋が意味するものとは?
複数の未解決事件を遡り共通点を見いだしていく中で、清花はネット上で行われているある「ゲーム」の存在を知ることに……
【目次】
内容説明
駅ビルから少年が転落死した現場で過去の”犯罪犠牲者”の指紋が発見された。以前にも不可解な指紋混入事案があった事を知った潜入班は、事件の可能性を視野に再調査へ乗り出す。複数の未解決猟奇殺人現場に残された死者の指紋。被害者の指紋は、なぜか次の現場へ…この印は犠牲者の無念の叫びか、それとも。連鎖する凶悪事件の”ルール”を暴くため奔走する清花。犠牲の裏に蠢く悪意の影、その正体とは。大人気シリーズ第8弾。
著者等紹介
内藤了[ナイトウリョウ]
2月20日生まれ。長野市出身。2014年に『ON』で日本ホラー小説大賞読者賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
タイ子
74
シリーズ第8弾。今作はホラーというより謎を解く作品かな。ま、プロローグからはちょっとエグイものを想像してしまうが。事件現場に残っていた指紋が既に死亡している人間の指紋だったとしたら。理解不能の事件を特捜地域潜入班はどう暴いていくのか。そこには犯人が仕掛けたあるルールがあった。こんなことやって何が楽しいの?楽しいと思ってやってる人間はもはや人間じゃないから。潜入班のメンバーが今や一つになって事件に取り組む姿は頼りがいがある。SSBCの海谷優輝って男性かと思いきや女性だった。今後の登場が楽しみ。2026/07/14
sin
56
冒頭に−暴力は正義すらも不正に行う。トーマス・カーライル−とあるが、自分は“正義は暴力すらも正当化するから始末に悪い”ではないかと思っている。さて今回は複数の殺害現場で見つかったそこにあるはずが無い死者の指紋と云う話だがこの物語では幽霊の…とはならない、そこには人間の身勝手な狂気が隠されている。現実にある闇バイトにしても、今回のケースもネットの世界が人生を記号化してしまって、リアルを軽んじるところから起こしてしまう犯罪と云ったところであろうか?内容としては犯罪のフーダニットが上手く考えられていると感じた。2026/06/23
H!deking
43
さーちゃんシリーズの最新作。今回も冒頭から面白かったです。ラスト切ない。2026/07/31
papako
36
後半までマスクだと思って読んでました。MARKでしたね。ばらばらだと思われた殺人事件、紛れ込んだ死者の指紋から恐ろしい真相があぶり出される。なんだろー。このシリーズの題材らしくない事件だわ、と思いながら読んでました。でも、死者の指紋の大元まで辿り、きちんと確認して結末をつけたところで、やっと安心したし、あーこのシリーズね、と思えました。このシリーズの行き着く先はどんな景色なんだろ。2026/06/29
petitlyz
23
警察庁特捜地域潜入班シリーズ。S班として専用の部屋もできたが、今回もあちらこちらに飛び回る。元鑑識だった人物から、証拠として死者の指紋が混入したという不可解なケースが2回あったということで調べ始める潜入班。次第にプロローグの不穏な話の意味が分かってくる。SSBCとも関わって、犯人たちによるとんでもないゲームが進行していたことがわかる。このシリーズは引き続き楽しみにしている。2026/08/02
-
- 電子書籍
- 恋と弾丸【タテ読み】(80) フラワー…
-
- DVD
- かすみレディオ vol.17




