角川ホラー文庫<br> 胡乱な聖典の信じ方

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角川ホラー文庫
胡乱な聖典の信じ方

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041172384
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

△の中に●を書いてから、読み始めてください。


【目次】

〈目次〉
九州にかつて存在したある宗教と、その聖典
後世に細々と、形を変えながら伝わり続ける教義と、その意味
倫理観を問われながらも、心奪われていく人々
教義を達成し続けた者にだけ、見ることのできる世界
「印」に誠意無く関わった若者たちの末路の記録
など様々

内容説明

「△の中に●を書く」、そして「三つの教義」を知る。それだけで幸福な運命が約束される。私は著者からそう伺い、これを実行しました。本書はその正しい信じ方をまとめたものです。宮崎は高千穂に開かれた極楽教と、その聖典の成り立ち。信じる者を導く●、悍ましい●、信じなかった者の悲惨な末路―そして真の信者だけが見られる光景。それをぜひ貴方に、多くの方に、見てほしいのです。信じる者だけ、救われます。(担当編集)

著者等紹介

藍上央理[アイウエオウリ]
福岡県出身。「完璧な家族 首縊りの家」でnote主催創作大賞2024角川ホラー文庫賞を受賞。同作を改題・改稿した『完璧な家族の作り方』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

63
「与えよ、捧げよ、供えよ」胡乱な聖典と信じなかった者の末路。纏わりつくような恐怖と悍ましさが凄まじい物語。極楽教の聖典によると「△の中に●を書く」「三つの教義を知る」それだけで幸福が約束される?!ネットで広がるこの教義と面白半分に試した人間達の悲惨な最期、元信者へのインタビュー、残存する聖典を手に入れた記者は…。自分が助かるために他人を陥れる人間の必死さと浅ましさへ嫌悪感を感じる一方、自分がもし呪われてしまったらと考えると途端に自信がなくなる。真の信者だけが見られる光景、信じる者だけがひんだり救われます。2026/07/08

キナコ

24
タイトル買いした一冊。初作者。すでに失われた宗教の教義。教義の内容を知ってしまったら代償を払わないといけない。昔流行ったチェーンメールや広告詐欺みたいなのが懐かしかった。人っておまじないと言うと手軽そうに見えるけど、本質的には呪術の一つだよね…登場人物たち全てが身勝手で誰が死んでも悲しくないという不思議さ。古宮の祖父が一番の善人だよ。2026/07/06

冬野

13
作者さん二作目。記事や書き込みなどを駆使したモキュメンタリー的な面もありつつ、前作よりは創作ホラー度高め。△の中に●を書いても書かなくても結局巻き込まれる仕掛けが人の心なくて好き(褒めてます)。認知が歪んでたり自分本位のクズだったり、性格がヤバい人物の描き方がリアルですごい。そういう人の語りでもあまり苛々せず読めるのが不思議。終盤は少しバタバタした印象だが、人体破壊描写が濃いめで良かった。怖さはそれなりという印象だったのに、読了後お風呂で目を瞑るのが久々に厭だと思った。総じてひんだり面白かった。星:4/52026/07/05

のっち

8
とある宗教の聖典が呪いの引き金になっててそれを解こうとする物語かな。うーん、ちょっと分かりにくかったかな。前作「完璧な家族の作り方」が分かりやすく不気味だっただけに、今作はうーん。まあ随所に散りばめられる「ひんだり」やな、ポイントは。胡乱=怪しい、うさんくさいって意味でホーンて感じ。また次作に期待。2026/07/16

あられ

8
書いちゃったけど。。。今のところ、問題は起きていません、ほっ。。。なかなか怖い宗教で、近寄ってはいけません。くわばら、くわばら。。。2026/06/28

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