角川文庫<br> 日本人の発酵史―うまみのフォークロア

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角川文庫
日本人の発酵史―うまみのフォークロア

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041172346
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0195

出版社内容情報

発酵の専門家であり、発酵ジャーナリスト&アーティストである著者・小倉ヒラク。世界中から注目されている発酵デパートメントを下北沢で展開し、世界中の発酵ファンのハブとなっている。
本書は、日本の食文化を通して日本の歴史の起源に触れ、日常的に無意識に食する土地土地から生まれる食材の製法と起源と、日本における食と信仰の関りについて語る。
万葉集の時代に生まれた「日本そのものを指す言葉=食国(おすくに)」の観点に立ち戻り、日本という国の神と民による、食をめぐる生成と循環をダイナミックに俯瞰しつつ、細部まで目配りする。
米や醤油などの食材を取り上げながら日本の食文化の「オモテの顔」を、雑穀や芋、肉や鯨などの地方に根ずく食文化から「ウラの顔」を掘り下げ、「日本の海川山野の味なもの」を求め、「百味の飲食」を重ね、「食国」の行方を展望する食いしん坊の巡礼記。


【目次】

序章:百味の飲食、海川山野の味なもの
第一章:米と麹  稲・神・菌のトライアングルマジック
第二章:塩と醤油  草食うま味レボリューション
第三章:味噌  愛憎渦巻くトレンディ味噌ドラマ
第四章:だし  海が運んだうま味の多様性
第五章:お茶と懐石  わびの茶が生んだ引き算のおもてなし
第六章:おすし  酸に魅せられ、山から海へ
第七章:粟・豆・麦・芋  正月が半年ずれる? ウラの食国へようこそ
第八章:獣と鯨  隠された食国、燃やされた海の神
終章:食国の再生、再出発は遠く離れた場所から
オマケ 幻のあとがき
オマケのオマケ あとがきにかえた新章(文庫書下ろし)

内容説明

「神饌」とは、神さまに捧げる食事のこと。とはいえそれは人間から神への一方向ではなく、相互関係により成り立っていた。本書ではその「神饌」に使われる「米と麹」「塩と醤油」「味噌」「だし」「お茶と懐石」などの素材を切り口に、発酵文化のスペシャリストが日本の歴史とこれからを紐解いていく。食べることを通じて、グローバルに人とモノが行き交う未来へのヒントが詰まった1冊。『オッス!食国美味しいにっぽん』より改題。

目次

序章 百味の飲食、海川山野の味なもの
第一章 米と麹 稲・神・菌のトライアングルマジック
第二章 塩と醤油 草食うま味レボリューション
第三章 味噌 愛憎渦巻くトレンディ味噌ドラマ
第四章 だし 海が運んだうま味の多様性
第五章 お茶と懐石 わびの茶が生んだ引き算のおもてなし
第六章 おすし 酸に魅せられ、山から海へ
第七章 粟・豆・麦・芋 正月が半年ずれる?ウラの食国へようこそ
第八章 獣と鯨 隠された食国、燃やされた海の神
終章 食国の再生、再出発は遠く離れた場所から

著者等紹介

小倉ヒラク[オグラヒラク]
1983年、東京都生まれ。早稲田大学文学部で文化人類学を学ぶ。在学中に絵の勉強のためフランスへ留学。卒業後企業へ入社。東京農業大学で研究生として発酵学を学んだ後、山梨県甲州市の山の上に発酵ラボをつくり、日々菌を育てながら微生物の世界を探求している。発酵デザイナー。全国の醸造家たちと商品開発や絵本・アニメの制作、ワークショップを開催。絵本&アニメ『てまえみそのうた』でグッドデザイン賞2014受賞。2015年より絵本『おうちでかんたん こうじづくり』とともに「こうじづくり講座」をスタート。海外でも発酵文化の伝道師として活動するほか、雑誌、ラジオ、テレビでも活躍。18年~19年、47都道府県を旅し、日本の超ローカルな発酵文化を発掘。渋谷ヒカリエでキュレーターを務めた発酵食品博覧会は大盛況。20年、下北沢で「発酵デパートメント」をオープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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金吾庄左ェ門

5
日本の神事や信仰に食の源泉があるとする見方が面白かったです。米から麹(菌)を作ることで生み出された食の奥深さは、『美味しんぼ』よりも大きな学びになると思います。醤油が全国に普及するのに意外と年月を要した事や、お茶の栽培はしていたのに紅茶を嗜まないために輸出に失敗したとか、だしのうまみについての話が良かったです。醤油や味噌だけでなく寿司も発酵がなければ生まれる事はなかったのですね。著者が発酵が専門なのに米が苦手というのも面白かったです。2026/09/29

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