角川文庫<br> かたばみ

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角川文庫
かたばみ

  • 木内 昇【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 640p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041171424
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

祝 2025年度4冠達成!感動を超えた傑作、文庫化
「いつでも帰ってこい、おまえの家はここだけなんだぞ」
血のつながらない親子を描く、笑いと涙の家族小説


太平洋戦争直前、日本女子体育専門学校で槍投げ選手として活躍していた山岡悌子は、引退して国民学校の代用教員となった。西東京の小金井で教師生活を始めた悌子は、幼馴染みで早稲田大学野球部のエース神代清一と結婚するつもりでいたが恋に破れ、下宿先の家族に見守られながら生徒と向き合っていく。やがて、女性の生き方もままならない戦後の混乱と高度成長期の中、ある事情で家族を持った悌子の行く末は……。




【目次】

目 次
第一章 焼け野の雉(きぎす)
第二章 似合い似合いの釜の蓋
第三章 瓜の蔓に茄子
 解 説 山中由貴

内容説明

太平洋戦争直前、日本女子体育専門学校で槍投げ選手として活躍していた山岡悌子は、引退して国民学校の代用教員となった。西東京の小金井町で教師生活を始めた悌子は、幼馴染みで早稲田大学野球部のエースだった神代清一と結婚するつもりでいたが恋に破れ、下宿先の家族に見守られながら生徒たちと向き合っていく。やがて、女性の生き方もままならない戦後の混乱と高度成長期の中、ある事情で家族を持った悌子の行く末は…。

著者等紹介

木内昇[キウチノボリ]
1967年、東京都生まれ。出版社勤務を経て、2004年『新選組 幕末の青嵐』で小説家デビュー。08年に刊行した『茗荷谷の猫』が話題となり、翌年、第2回早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞を受賞。11年に『漂砂のうたう』で第144回直木賞を、14年に『櫛挽道守』で第9回中央公論文芸賞、第27回柴田錬三郎賞、第8回親鸞賞の3つの賞を受賞。24年、本書で高知市の書店員・山中由貴さんがお客様に読んでいただきたい作品に贈る賞、第10回山中賞を受賞。25年、『雪夢往来』で第31回中山義秀文学賞と第52回大佛次郎賞を、『奇のくに風土記』で第53回泉鏡花文学賞を、『惣十郎浮世始末』で第19回舟橋聖一文学賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ぼっちゃん

51
文庫で再読。幼馴染で早稲田野球部のエースだった男性が戦争で亡くなり、その子供を家族として育てる話だが、悌子、権蔵夫婦だけでなく富枝に、朝子家族の茂樹、智栄、茂生、ケイなどの面々の発する言葉が優しい。特にいつも嫌味なことばかり言っているケイが要所で発する言葉が響く。かたばみの花言葉もまた良かった。【2026年角川文庫夏フェア 既読44冊】2026/07/02

浦井

1
Audibleにて。木内昇さんは初読み、角川の夏の文庫おすすめ本の小冊子であらすじを読み、気になったので。戦時中の普通の人たちが、悩みつつも支え合って暮らしている様子がとても良かった。戦争で帰ってこない人もいたし、戦時中の食糧難は非常に厳しく、もう二度と戦争が起こってほしくないなと改めて思う。2026/07/08

月に6ペンス

1
 時代は太平洋戦争の直前から、戦中、戦後の高度成長期。家族になった血縁を持たない親子の物語。良くも悪くも、時代は変われど人の本質はやっぱり変わらないなと思ったやり取りの場面が印象的。物語の終わり、親子でキャッチボールをする場面はそれまでの苦労を読んできたから感動する。そしてそれをイメージした表紙の絵が素晴らしい。2026/07/15

くまちゃん

0
家族と戦争を中心とした物語。 主人公が教師とあるためたくさん子ども達もでてきてまわりはにぎやかなのに戦争があるっていうね… 印象的だったのが、耳が聞こえにくいと戦争では不利になる、お腹いっぱいになるとどなるの?子どもの素朴な疑問、最後の怖いものが飛んでくることのない空。2026/06/26

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