角川ホラー文庫<br> 抑圧都市怪談

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角川ホラー文庫
抑圧都市怪談

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041171400
  • NDC分類 147
  • Cコード C0195

出版社内容情報

怪談とはある真実を伝える物語である。それが故に、本来怪談が発生すべきところに発生しないという抑圧も起こり、かつて鮮やかに語られていた怪談が色を失い姿を消してゆくということもある……。(本書まえがきより)

「私は自分の日常生活の中で、ときおり別の世界にずれ込んだような感覚を抱くことがあり、かねてからその感覚の正体について考えるところがあったからである。ふだんは気に留めないし、忙しさに紛れて忘れてしまう。だが、何かの拍子にふと疑念が浮かぶ。いま自分が見ている世界は、日頃見慣れた世界とは何かが違っている。その違和感を凝視することで、怪異は相貌(そうぼう)をあらわにする。見えないものが見えてくる。怪異と現実が交錯する。(略)抑圧系の怪談というのは、社会に内在する問題が個人の精神を圧迫し、その影響が怪異となって立ちのぼる瞬間を捉えた話である。(本書 文庫版あとがきより)

本書は、オカルト探偵/怪談ルポライター/怪談史研究家/怪談小説家である著者・小池壮彦氏が、長年の間に聞き集め、書き留めて来た数々の忘れ得ない怪談をセレクトし、後に獲得された新たな視点や時を経たが故に明かされる事実を加えた、いわば ディレクターズ・カット版の怪談集。歌舞伎町、学習院、鎌倉といった都市だけでなく、幽霊街道、封印された旧館、公園、写真…とあらゆるところにその念は――いる。一気読みはおすすめしない最恐怪談集。



【目次】

まえがき
第一章 怪談抑圧都市の風景(第一話 歌舞伎町ビル火災/第二話 新宿追分/第三話 学習院下/第四話 豊島空襲/第五話 娼婦の首/第六話 トレンチの女/第七話 魔のカーブ/第八話 垂れてくる/第九話 檜町公園/第十話 侑子/第十一話 VIPルーム/第十二話 絹塚/第十三話 非常怪談/第十四話 泣きピエロ/第十五話 残業の夜/第十六話 盛り塩/第十七話 孤独死/第十八話 殺された女/第十九話 「急ぐことはなかったのに」/第二十話 家族/第二十一話 隣の更地/第二十二話 美咲の部屋/第二十三話 隔世遺伝/第二十四話 呪いの間
第二章 追憶の怪
第二十五話 雨の日に/第二十六話 奥の座敷/第二十七話 二月二十二日/第二十八話 鎌倉にて/第二十九話 静子/第三十話 札幌へ/第三十一話 指
第三章 人と人の間に涌くモノ
第三十二話 死相の花びら/第三十三話 帰ってきた父/第三十四話 母の写真/第三十五話 輝実/第三十六話 遺影/第三十七話 蘇生/第三十八話 秘密/第三十九話 ミイちゃん/第四十話 キリちゃん/第四十一話 チャットルームのリナ/第四十二話 母の日に/第四十三話 夜のゼリー
第四章 滑り墜ちる現実の貌
第四十四話 人形の家/第四十五話 志木貴菜/第四十六話 宿の姉妹/第四十七話 ドール・ハウス/第四十八話 罠/第四十九話 寒天酢/第五十話 ボトルキープ/第五十一話 虹子/第五十二話 真っ白/第五十三話 幽霊街道/第五十四話 よくない日/第五十五話 心中/第五十六話 緋色の思い出/第五十七話 封印された旧館/第五十八話 リレー写真

あとがき
文庫版あとがき

内容説明

オカルト探偵、怪談ルポライター、怪談史研究家、怪談小説家である小池壮彦氏が、長年、聞き集め書き留めて来た数々の忘れ得ない怪談をセレクトし、時間と共に明かされた新たな事実や証言などをもとに、調べ蒐集し再録し直したディレクターズ・カット版。歌舞伎町、学習院下、鎌倉といった都市や幽霊街道、封印された旧館、公園、非常階段、写真、記憶とあらゆるところに”それ”はいる。一気読みはおすすめしない最恐怪談集。

目次

抑圧都市の風景(歌舞伎町ビル火災;新宿追分 ほか)
追憶の怪(雨の日に;奥の座敷 ほか)
人と人の間に涌くモノ(死相の花びら;帰ってきた父 ほか)
滑り墜ちる現実の貌(人形の家;その後の志木貴菜 ほか)

著者等紹介

小池壮彦[コイケタケヒコ]
1963年、東京都生まれ。作家・ルポライター。怪異の真相に迫るノンフィクションを多数刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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備忘録

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怪談FINAL EDITION の加筆改題とのことで、少し覚えのあるものもあったが、改めて新鮮な気持ちで読み やはりこういう淡々とした怪談は面白い2026/06/16

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