角川文庫<br> あわのまにまに

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角川文庫
あわのまにまに

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041171387
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

9歳の夏休み。あたしはママに連れられ、おばあちゃん家の片づけを手伝うはめになった。
ママとは険悪な関係の叔母・操ちゃん、年上のいとこたち。みんなの話の断片を繋いで気づく。
うちの家族は「ふつう」とはちがう――。23歳上の兄・シオンは彼氏のところに家出中だし、おじいちゃんは2人いた。
この家には、どれだけの秘密が眠っているんだろう――?
 
2029年から1979年まで遡りながら、ある家族の真実が明かされてゆく。
見えてくるのは、これ以上ないくらい切実な秘密。逆クロニクル・サスペンス!


【目次】

1 二〇二九年のごみ屋敷
2 二〇一九年のクルーズ船
3 二〇〇九年のロシアンルーレット
4 一九九九年の海の家
5 一九八九年のお葬式
6 一九七九年の子どもたち

内容説明

9歳の夏休み。あたしはママに連れられ、おばあちゃん家の片づけを手伝うはめになった。ママとは険悪な関係の叔母、年上のいとこ。みんなの話の断片を繋いで気づく。うちの家族は「ふつう」とはちがう―23歳上の兄・シオンは彼氏のところに家出中だし、おじいちゃんは2人いた。この家には、どれだけの秘密が眠っているんだろう―?2029年から1979年まで遡りながら明かされる、ある家族の真実。逆クロニクル・サスペンス!

著者等紹介

吉川トリコ[ヨシカワトリコ]
1977年静岡県浜松市生まれ。2004年、「ねむりひめ」で「女による女のためのR‐18文学賞」第3回大賞および読者賞を受賞、同作収録の『しゃぼん』でデビュー。22年『余命一年、男をかう』で第28回島清恋愛文学賞を受賞。23年『あわのまにまに』で第36回山本周五郎賞ノミネート。エッセイ『おんなのじかん』所収「流産あるあるすごく言いたい」で第1回PEPジャーナリズム大賞2021オピニオン部門受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

一華

21
小学三年生、木綿(ゆう)の家族の2029年から1979年を10年ごとに遡っていく連作短編。なんとも複雑怪奇な家族…最後の20年は特にカオス!「逆クロニクル・サスペンス」とあるが、ある意味ホラーに近いかも…人におすすめするのはなぁ〜好みがわかれるな、きっと…2026/04/25

ハッピーえんど

12
「不穏きわまりないものが地雷みたいにあちこち埋め込まれた小説なのに読後感があかるい」という帯に興味を惹かれて読みました。 まさにそんな感じです。 第1話がいろいろと謎なままでしたが、10年ずつ遡る展開で少しずつ謎が解けていく仕掛けが面白かったです。2026/06/16

conyTM3

10
2029年から1979年まで10年毎に時を遡って明らかになる二組の家族の秘密。 家族のカタチはいろいろ。 真実とか他人の本当の気持ちなんて全部は知らない方がいいよね。 でも最後の方ちょっと怖かった。 弥生さんのエピソードが面白かったな。 自由な女って感じでなかなか素敵な生き方と言えなくもない。2026/06/08

Hanna

4
初読み作家さん。2029年という今はまだ未来から、10年ごとに時代を遡っていく。ゾゾッとした。2026/05/28

小寅

4
初吉川トリコ。ヒャー怖いなぁって言うのが最初の感想。2029年から10年ごとにさかのぼる内容はドンドンと登場人物の関係性がわかってくる。1989年と1979年が怖かった。それぞれが心の中で思っていたことがわかると、よく、こんなんでって絶句してしまう。みんな心の中はわからないものなのだなぁ。2026/04/02

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