こわいものがうつる

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こわいものがうつる

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  • サイズ 46判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041170526
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

出版社内容情報

遠方から会社に持ち込まれたのは、凄惨な死をもたらす土産物/「穴があるので入ります」……SNS上の奇妙な投稿からはじまる地獄への誘い/ある地方の県警内部で語り継がれる、忌まわしい呪縛の物語/新築の家に隠された、執念と技術が実現する死の構造/次々に起きる惨劇。神棚に祀られているものは、ほんとうは……/子供たちが夜、歩く。歌い継がれるおぞましい記憶……気鋭の語り手たちがあなたに贈る6つの恐怖譚。


【目次】

上條一輝「むこう岸から」
狐歪野ツッコ「あなあなた」
藍峯ジュン「元警察職員に係る縊死事案」
皮肉屋文庫「死角の家」
藍上央理「さくらちゃんの神棚」
芦花公園「令和七年 水折町児童夜間覚醒事案報告」

内容説明

学校、職場、SNS―何気ない日常に潜む、おぞましい呪縛の種。次はあなたの番だから。今、最も注目される六人のホラーの語り手が解き放つ恐怖の伝染。上條一輝「むこう岸から」オフィスの同僚が次々に消える。無惨な死を呼ぶ呪いの正体は。狐歪野ツッコ「あなあなた」「穴があるので入ります」―無間地獄へ誘う、奇妙な投稿。藍峯ジュン「元警察職員に係る縊死事案」某県警で語り継がれる、忌まわしい呪縛の物語。皮肉屋文庫「死角の家」新築の家に隠された、執念が実現する死の構造。藍上央理「さくらちゃんの神棚」学校で次々に起きる惨劇。鎮めるには「つぐのこ」が要る。芦花公園「令和七年水折町児童夜間覚醒事案報告」子供たちが夜、歩く。禁じられた記憶が再生される。

著者等紹介

藍上央理[アイウエオウリ]
福岡県出身。2024年、「完璧な家族 首縊りの家」でnote主催創作大賞2024角川ホラー文庫賞を受賞。25年、同作を改題・改稿した『完璧な家族の作り方』でデビュー

藍峯ジュン[アオミネジュン]
動画投稿者。某県警の鑑識官を約十年間務めた後に、YouTubeにて「元鑑識官の警察ウラ話ちゃんねる」を開設。警察官が体験した怪談を語る動画の投稿を始め、人気を博す。2025年、初の著書『警察怪談 報告書に載らなかった怖い話』でデビュー

上條一輝[カミジョウカズキ]
1992年長野県生まれ。早稲田大学卒。webメディア〈オモコロ〉にて加味條名義でライターとして活動。『深淵のテレパス』(応募時タイトル「パラ・サイコ」)で創元ホラー長編賞を受賞しデビュー。同作は、朝宮運河氏主催の読者投票企画「ベストホラー2024(国内部門)」と、『このホラーがすごい!2025年版』(国内編)で1位に選ばれた

狐歪野ツッコ[コワイノツッコ]
メインはユニットホラー漫画家(原作担当)として活動。その傍ら漫画、読み物など、様々なホラーを発表する

皮肉屋文庫[ヒニクヤブンコ]
Xで数々の短編怪談を発表するホラー作家。Xで注目を集め、2025年、初の著書『夜警ども聞こえるか』でデビュー

芦花公園[ロカコウエン]
東京都生まれ。2020年、カクヨムにて発表した中編『ほねがらみ―某所怪談レポート』がTwitterで話題となり、書籍化決定。21年、同作を改題した『ほねがらみ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

キナコ

24
作者買いした一冊。六人の作者による短編集。初めての作者もいたが、どれも楽しめた作品。「むこう岸から」でははっきりとしない怪異から迫られる恐怖。「あなあなた」ではSNSを通して伝播する怪異、「元警察職員」では人から伝播する怪異、「死角の家」では人の悪意の結果、「さくらちゃん」は因習村に近いかな。「令和七年」ではレポート形式であり、人の悲しみから来る悲劇ともいえる。どれもレパートリーがあって楽しめた。2026/05/01

MINA

19
必死で逃げてるつもりでも、どんどん追い込まれる終わりのない恐怖。なるほど“こわいもの”が次々伝播していく短編集となっている。上條一輝、狐歪野ツッコ、皮肉屋文庫、藍上央理の話が良かった。ラストの芦花公園のは、ちょっとよくどういうことか掴めなかったけど、分からないなりにただ女の繰り返される悲痛な声が耳に残る。最近よく気付けばホラー単行本を手に取ってる気がする。発狂する声がページの間からこちら側にまで聞こえてくるくらいの、強いホラーを読むたびに少々倒錯したカタルシスを覚えるようになってる気がする…。2026/03/05

冬野

16
感染する恐怖がテーマのホラーアンソロジー。面白かった。狐歪野さん藍峯さん皮肉屋文庫さん初読み。特に好きなのは三篇。「向こう岸から」やはり上條さんの品があってしみじみと怖い文章が好き。もっともっと読みたい。山中に現れるあれらがあんなに怖いとは…。「死角の家」ペンネームに反して(?)硬質でやや古風な語り口が好き。ミステリ的な暗い高揚感のあるオチもよい。「さくらちゃんの神棚」説明不足に陥る寸前のバランスが絶妙。不条理ホラーの佳作だと思う。やはり自分はモキュメンタリーよりも創作ホラーが好みらしい。星:4.5/52026/04/27

tomomo

15
図書館本 短編や長編で読んだことのある作家さん達のアンソロジー⁡ ⁡ 先が読めるんだけど、上條さんのお話が1番好み 気持ち悪さでは藍上さん←褒めてる⁡ 狐歪野←「こわいの」さんと読みます こちら読むと、モキュメンタリーホラーはやっぱりお腹いっぱいだと思う笑 ⁡ 怖いのをちょっとずつ摘みたい人にオススメの1冊 どの作品もきちんと怖くて満足2026/05/10

くまちゃん

15
ホラーアンソロジー。上條一輝さんと芦花公園さんが目当てで。どれもゾワッとくる怖さで良かったですが、お目当ての芦花さんのお話はイマイチだった。2026/04/12

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