角川スニーカー文庫 時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん〈１１〉

燦々ＳＵＮ【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2025/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 296p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041168370
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

綾乃の暗躍により暴かれた乃々亜の裏切り。その証人となる乃々亜の協力者を探すも、捜査は難航。政近たちは一抹の不安を抱えながらも日常へと戻っていく。
そんな中アリサは二学期終業式で発表する公約の内容に頭を悩ませる。一方、有希は学園でのクリスマスパーティーを企画し、公約の実現力を強調しつつ完璧な演説で全校生徒を魅了する。
強敵を前にして、自ら導き出したアリサの公約とは。
そして自信と気品を身にまとい、眩しく成長するアリサを見て、政近の胸に宿る想いは――!?
「……私の姿を、他の人に見せたくないと思ったのかしら？」
　大人気青春ラブコメ、裏切りからの再起と覚悟の第11巻！



【目次】

内容説明

綾乃の暗躍により暴かれた乃々亜の裏切り。その証人となる乃々亜の協力者を探すも、捜査は難航。政近たちは一抹の不安を抱えながらも日常へと戻っていく。そんな中アリサは二学期終業式で発表する公約の内容に頭を悩ませる。一方、有希は学園でのクリスマスパーティーを企画し、公約の実現力を強調しつつ完璧な演説で全校生徒を魅了する。強敵を前にして、自ら導き出したアリサの公約とは。そして自信と気品を身にまとい、眩しく成長するアリサを見て、政近の胸に宿る想いは―！？「…私の姿を、他の人に見せたくないと思ったのかしら？」大人気青春ラブコメ、裏切りからの再起と覚悟の第１１巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[D]

おもしろかった。序盤はサスペンス要素が強くてドキドキしつつ中盤から一気にラブコメとしての本領発揮！特に終盤のふたりはにやにやが止まりませんね。

2025/12/07

[佐治駿河]

乃々亜の件については皆さんの感想通りではあるが、これって乃々亜側からすると自分を超えてくれる他人となる政近って理想の相手となるでしょうね。そう考えると政近をめぐる恋の争いの最大のライバルは乃々亜になるかもしれませんね。それと乃々亜と政近の会話のように裏を読みながら話を進めていく描写がありますが割と感覚で話をする自分からするとスゲェなと感動してしまいます。個人的に他人との話が終わった後に思い出して相手の意図に気付き後悔してしまうことがよくあります。世間一般ではここまで考えて皆さんは会話しているのでしょうか？

2025/12/06

[よっち]

綾乃の暗躍で暴かれた乃々亜の裏切り。協力者を探すも捜査は難航し、政近たちは一抹の不安を抱えながらも日常へと戻る第11弾。二学期終業式で発表する公約の内容に頭を悩ませるアリサ。一方、有希は学園でのクリスマスパーティーを企画し、公約の実現力を強調しつつ完璧な演説で魅了する展開で、キャラたちの解像度を上げる小ネタや、政近たち兄妹を想う綾乃の気持ちが効いていて、有希たちに負けない政近とアリサのコンビの覚悟も良かったですね。妄想を飛躍させて胸中住人を増やしていくアリサも微笑ましくて、マーニャも魅力全開でした（苦笑）

2025/11/29

[rotti619]

前半は前巻クライマックスの裏側と、裏切りが判明した乃々亜の協力者探し。これがまた、意外な人物で…11巻になっても未だ読めない展開がロシデレらしいとも言える内容。中盤の日常的なエピソードを挟んでから描かれる終盤の生徒会長選挙戦は、有希の巧妙な仕掛けと政近の想定を超えるアリサの公約内容という、ここでも意外性に富んだ内容となっている。政近とアリサ。政近とマーシャ。政近と有希と綾乃という、それぞれ強固な関係から生まれるエピソードも心地よく、末長く続いて欲しいと願っている。

2025/12/02

[とってぃー]

表紙シチュ含めてエロい！乃々亜の協力者探しと生徒会長公約発表の本巻。乃々亜が狂人すぎて笑、協力者も意外でまだ波乱の予感がして読者を飽きさせない舞台装置が見事！公約発表は絶体絶命を切り返し、カッコよすぎるアーリャさん最高！公約も学園で様々な人達関わってきたから、協力してきたからこそ出てきた言葉で胸が高まりました。政近の助太刀はあれど、堂々とした姿が凛として惚れちゃいます。表紙のシチュエーションを含めラストは、アーリャさん可愛すぎるし、早くくっつけとなる展開。手芸部の皆さんどエロ衣装作成お疲れ様。

2025/12/04