ある警察官の奇妙な告発にまつわる諸資料

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ある警察官の奇妙な告発にまつわる諸資料

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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041168158
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

筆者のもとに持ち込まれた、K警察署への告発の記録。
それは非常に奇妙なものであった。
警察官の尾野(仮名)が密かに収集していたのは、K警察署に保管されていた複数の供述調書。そこに記された供述人とのやり取りの内容は、取るに足らないものばかりで作成意図も不明である。
しかしときに、「同僚が一心不乱に壁をカッターで削っている」「黒ずんだ木像から不気味な呼吸音がする」という薄気味悪い調書もあり、さらに“こしえさん”という人物が頻繁に登場するのだ、と尾野は言う。
こしえさんとは一体誰なのか。何をしようとしているのか。
そしてK警察署が隠蔽する恐ろしい事実とは。




【目次】

内容説明

筆者のもとに持ち込まれたのは、ある警察官が熱意を持って集めたK警察署への告発の記録。それは非常に奇妙なものであった。「知らない女性に声をかけられた」「同僚が一心不乱に壁をカッターで削っている」「自宅に知らないおじいさんがいる」「黒ずんだ木像から不気味な呼吸音がする」すべて、K警察署に保管されていた供述調書の内容である。作成意図不明の奇妙な供述調書から次第に明らかになる、ある不可解な事実とは。

著者等紹介

やまだのぼる[ヤマダノボル]
WEBで異例の人気を博した「アルマーク」(MFブックス)シリーズでデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

のりすけ

22
供述書から始まるモキュホラ。警察官とオカルトライターが奇妙な案件にかかわっていくと、謎の木片やらそいでやら不気味ワードが出てくる。展開は読めるが飽きさせないようにいろんな手練手管を使い物語に誘うこのパターンは好き。こしえさんやとこしえ神社やら。花曲は臭くて鼻が曲がるからちゃうん?と予想しながら読んでたら違いました。だってなんか変な臭いする言うてたやん。「どうらどうら、そいでそいで」「そげそげ」2026/04/05

キナコ

21
モキュメンタリーホラー作品。タイトルの通り、ある警察官が警察内部の告発を行う。警察内部で黙認されている、ある地域の不審死。第三者からみたら明らかに不審死なのに自然死とされる理由とは⋯一見ただの不審者情報かと思えば徐々に告発内容へと繋がっていく。小出しの情報とライターの考察のテンポがうまく噛み合っていた。2026/05/08

イカまりこ

9
読んでて楽しかった。のめり込んじゃって主旨が何だったか忘れるほどw オカルトライターに編集プロダクションが仕事を依頼してくるとこから始まる。で、実際に本に纏めたのは著者っていう複雑な遍歴を持つモキュホラーw 供述調書って実際こういうのなのかな?相手の発言を客観的に書くんじゃないのね。物語みたい。細切れで提示される時は何が言いたいのか分からなかったけど、話の方向が見えてくると展開に納得感。母親になりたい女性の心理の方をもっと読みたく結末は好みと離れてしまった。とこしえ様の真意は何なのか、考察求むw2026/04/26

tow

7
流行りものかなと思いながら読みはじめて、なかなか面白い、あら、もしかしてっていうのがラストに向けてどんどんくっついていって、ああ、そがないと、そがないとね。2026/04/13

しがない読書人

6
筆者のもとに届いたK警察署への告発記録は、不可解な供述調書の集まりだった。内容は些細だが時に異様で、「壁を削る同僚」や「木像の呼吸音」など不気味な記述が混じる。さらに“こしえさん”という謎の人物が頻出し、その正体と警察署が隠す恐るべき事実が浮かび上がる。。。フィクションと分かっていながらもたまに出てくる写真の資料がもう見事に気味悪い。夜読むと怖さ倍増。2026/04/29

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