出版社内容情報
「私の能力は、きれいだということだけなのだ」――コンパニオンとして働く桐島椿は23歳。一回り年上の妻帯者と付き合いながら、中三の時の初体験の相手・グンゼとも逢瀬を重ねている。両親とはうまくいかない椿だが、唯一の理解者である祖母を敬愛してやまない。75歳とは思えぬ艶やかさを保つ祖母だったが、交通事故に遭い入院することに。椿は見舞いに訪れるが、祖母は椿を認識できなくなっていて……。解説・唯川恵
【目次】
きっと君は泣く
解説 唯川恵
内容説明
「私の能力は、きれいだということだけなのだ」―コンパニオンとして働く桐島椿は23歳。一回り年上の妻帯者と付き合いながら、中三の時の初体験の相手・グンゼとも逢瀬を重ねている。両親とはうまくいかない椿だが、唯一の理解者である祖母を敬愛してやまない。75歳とは思えぬ艶やかさを保つ祖母だったが、交通事故に遭い入院することに。椿は見舞いに訪れるが、祖母は椿を認識できなくなっていて…。
著者等紹介
山本文緒[ヤマモトフミオ]
1962年神奈川県生まれ。OL生活を経て、’87年小説家デビュー。人間関係の繊細なずれから生じる喪失、慈しみをテーマにした作品を描き続ける。『恋愛中毒』で第20回吉川英治文学新人賞、『プラナリア』で第124回直木賞、『自転しながら公転する』で第27回島清恋愛文学賞、第16回中央公論文芸賞を受賞。2021年、癌のため逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう
12
大好きな祖母の髪を勝手に切られて怒る椿、だったらあんたが髪の毛を洗ってあげられるの?オムツを替えたり出来るの?って言い返す魚住、どっちの気持ちもわかって心が痛くなる。魚住と椿なんだかんだで良い友達になれそう。2人とも幸せになってほしい。山本文緒さんの小説はやっぱりいい。2026/02/20
conyTM3
9
グンゼの毒舌は愛情の裏返しなんだろうなーと思いながら読んでました。まぁ椿と似た者同士ですね。 なーんてのん気に構えてたら怒涛の展開がありました。 山本文緒さん初読みだと思いますがなかなか面白かったです。別の作品も読んでみようかな。2026/09/15
ちやもふ
5
これ山本文緒さんの作品のなかで一番好きかもしれないな。。全部好きなんだけど。。。毎回思うんだけど今後はまだ読んでない作品を順に読んでいくだけになるの、本当に本当に寂しすぎる2026/05/24
汲平
4
主人公の椿が、短絡的で、感情的で、他者依存が強くて、もうどうにも好感が持てなかった。タイトルとカバー絵と内容が不整合。私には合わなかったようだ。2026/10/08
美香
4
美人で高飛車な女、椿。いつまでも同じようには生きられない絶望と、幸せになりたいともがく女のしぶとさ。魚住のキャラクターが好きでした。2026/03/30
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