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出版社内容情報
夢に迷う孫と、夢を見つけた祖母――。ふたりが紡ぐ、人生のふとした喜びを描く家族の物語。映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』のノベライズが、巻頭カラー16ページ付きで登場!
世代も価値観も異なる二人が、ひとつ屋根の下で暮らしながら、少しずつ互いの心を温めていく。湯気立つコーヒーの香り、富士山のように揺るがない愛、そして「学び直す」勇気が、やがて人生を変えていく。
監督は『大河への道』の中西健二、脚本は『サイレントラブ』のまなべゆきこ。原案は、女性が学びの場に立つことすら困難だった時代に学校を創立した島田依史子氏の著作『信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語』。「学ぶことは楽しい」という信念を胸に生きた彼女の姿勢が、現代の家族の物語として息づく。
《STORY》
大学生の拓磨は、夢も自信もなく将来に迷っていた。母・綾の海外研修をきっかけに祖母・文子と暮らし始めたある日、亡き祖父・偉志の書斎で大学入学案内と「謎の数式」を発見。それは偉志が文子に用意したサプライズだった――。文子は過去の夢を思い出し、大学の生涯カレッジへ。新しい仲間との出会い、知る喜び、そして孫との時間が彼女を輝かせていく。やがて数式に隠された祖父の想いを知った二人は、新しい人生に一歩、踏み出していく。
映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』
2025年10月24日公開
監督:中西健二
脚本:まなべゆきこ
出演:豆原一成、市毛良枝 ほか
(c)2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」
配給:ギャガ
【目次】
内容説明
将来に悩む大学生・拓磨と、夫を亡くした祖母・文子。ふたりの前に現れたのは、祖父が遺した“謎の数式”と大学の入学案内書だった。最愛の夫を喪ったばかりの祖母と、夢に迷う孫。祖父が遺した数式に託された、愛と希望の物語。
著者等紹介
まなべゆきこ[マナベユキコ]
04年、映画『おと・な・り』(09)の原案である『A/PART』が函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞長編部門で佳作受賞。以来、主に映画を中心に脚本家として活躍する一方、09年には小説『おと・な・り~萌芽のころ~』で小説にも進出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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