侍タイムスリッパー

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侍タイムスリッパー

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041167298
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

第48回日本アカデミー賞で最優秀作品賞をはじめ数々の栄誉に輝き、映画ファンを熱狂させた話題作『侍タイムスリッパー』。その感動と笑い、そして胸を打つ人間ドラマが、小説という新たな形でよみがえります。幕末の京で会津藩士・高坂新左衛門は「長州藩士討て」の密命を帯びていた。しかし刃を交えた瞬間、落雷に打たれ気を失い、目覚めるとそこは現代の時代劇撮影所。愛する幕府はすでになく、歴史の変化に愕然としながらも、心優しい人々に支えられ、やがて斬られ役として第二の人生を歩み始める。スクリーンでは観客の笑いと拍手を誘い、レビューには「胸を熱くする侍の誇り」「クライマックスの緊張感が忘れられない」といった声が並びました。SNSでも「予想外に泣けた」「爽快で愛おしい物語」と共感が広がり、世代を超えて支持を集めています。本書ノベライズでは、人物の内面や情景を、豊かな言葉で丁寧に再構築。剣戟アクションの迫力とユーモラスなやりとり、そして時代を越えて生き抜こうとする人間の力強さが、文字を通じてさらに鮮やかに迫ります。歴史と現代が交錯する奇想天外な冒険は、単なるタイムスリップの枠を超え、「人はどこにいても、自分の誇りを胸に生きられるのか」という普遍的な問いを投げかけます。映画で心を奪われた方はもちろん、まだ観ていない方にも。文字でしか味わえない驚きと感動が、ここにあります。笑って泣いて、読後には誰かを思いやりたくなる。日本映画界に新たな歴史を刻んだ名作を、ページをめくるごとに再体験できる珠玉の一冊です。


【目次】

内容説明

幕末の侍が、時代劇撮影所のタイムスリップ。この一冊で、“時代劇”がもっと好きになる。時代も常識も超えて、人の心を斬り拓く!映画には描かれなかったサイドストーリーや、登場人物たちの心情、背景、秘められたエピソードも!第48回日本アカデミー賞〈最優秀作品賞〉ほか映画賞を多数受賞した物語が、ついに書籍で登場!映画ファンはもちろん、未見の読者にも刺さるハートフルエンタメ小説!

著者等紹介

安田淳一[ヤスダジュンイチ]
1967年、京都府出身。大学在学中から映像制作を始め、『SECRET PLAN』(2007)で横浜映像天国・審査員賞・観客賞受賞。『拳銃と目玉焼』(2014)で劇場公開を果たし、自ら未来映画社を設立。『ごはん』(2017)は38か月のロングランヒットを記録。2024年に公開した完全オリジナル作品『侍タイムスリッパー』では、監督・脚本・撮影・照明・編集をすべて自ら務め、第48回日本アカデミー賞では最優秀作品ほか6部門、新藤兼人賞、日刊スポーツ映画大賞、ブルーリボン賞、星雲賞、藤本賞などを受賞

佐野昌[サノアキラ]
システムエンジニアや映画ライターを経て作家に。映画ノベライズを多数手がけ、『そして父になる』『三度目の殺人』『怪物』などの大ヒット作品を担当。2019年、『ゴーストアンドポリス GAP』で第1回警察小説大賞を受賞。以降、オリジナル小説とノベライズの両輪で執筆活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

きたさん

12
今年1月に日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した映画作品のノベライズ版。映画を見に行くより手軽なので、ストーリーを把握するためにノベライズを読んでしまうことが個人的によくあるのですが、これは小説として充分楽しかったことを大前提にして、映画で見てみたい!と思わせられました。山場への持って行き方も終わり方も、幅広い味が感じられてとても魅力的でした。2025/12/12

北原悦子

1
ちょっぴり怖かった❗️2025/12/07

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