角川文庫<br> 地雷グリコ

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角川文庫
地雷グリコ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041166628
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

射守矢真兎。女子高生。勝負事に、やたらと強い。友人・鉱田と彼女が巻き込まれるのは、子供の遊びをモチーフにしたゲームの数々。罠の位置を読み合って階段を上ってゆく「地雷グリコ」、独自手を追加できるじゃんけん「自由律ジャンケン」、歩数とかけ声の文字数を入札できる「だるまさんがかぞえた」。強者を相手に、真兎は譲れないものをかけて勝負に挑む。彼女が負けられない理由とは――。心揺さぶる、最高級の頭脳戦。


【目次】

地雷グリコ
坊主衰弱
自由律ジャンケン
だるまさんがかぞえた
フォールーム・ポーカー
エピローグ
解説・小川哲

内容説明

射守矢真兎。女子高生。勝負事に、やたらと強い。友人・鉱田と彼女が巻き込まれるのは、子供の遊びをモチーフにしたゲームの数々。罠の位置を読み合って階段を上ってゆく「地雷グリコ」、独自手を追加できるじゃんけん「自由律ジャンケン」、歩数とかけ声の文字数を入札できる「だるまさんがかぞえた」。強者を相手に、真兎は譲れないものをかけて勝負に挑む。彼女が負けられない理由とは―。心揺さぶる、最高級の頭脳戦。

著者等紹介

青崎有吾[アオサキユウゴ]
1991年神奈川県生まれ。明治大学卒。在学中の2012年『体育館の殺人』で第22回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。24年、本書で第37回山本周五郎賞、第77回日本推理作家協会賞【長編および連作短編集部門】、第24回本格ミステリ大賞【小説部門】などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

25
勝負事にやたらと強い女子高生・射守矢真兎、文化祭での屋上利用を賭けたゲームに挑んだことをきっかけに、風変わりなゲームの数々に巻き込まれてゆく本格頭脳バトル小説。地雷グリコに始まり、坊主衰弱、自由律ジャンケン、だるまさんが数えた、フォールームポーカー。初めて目にするゲームの本質を瞬時に判断して、対戦相手を観察しながら展開を読み合い、丁々発止の駆け引きを繰り広げるゲームの醍醐味がこれでもかと詰まっていて、周囲の視界に入ったものも利用し尽くしてルールの隙を突く、その自由で奇想天外な発想には何度も驚かされました。2026/06/16

No-Taka

6
評判違わず面白かった。「地雷グリコ」はジャンプ的展開、「坊主衰弱」は割と力押し感が強く、ウーンと思っていたが3作目の「自由律ジャンケン」から「フォールームポーカー」までは勝負のヒリつき度が前半とはダンチで非常に面白い。こういうパズル系は、ややもすると「主人公がどう勝つか」を楽しむ特撮ヒーローものの味わいになってしまいがちだが、主人公に明確に逆転戦術をとらせる事で、倒叙ミステリにしているのは上手い。作者の癖として、人物造形が多分にキャラクタ的な点があるが、そこさえ受容可能なら人を問わず楽しめると思う。2026/06/23

ぷぷ(4B運動)

5
デスゲーム物と思い文庫化を心待ちにしていたが、冒頭は厨二病的な青春ラノベ調で、スカしたキャラにも馴染めず落胆した。しかし3章「自由律ジャンケン」から一気にのめり込み、真兎の奇抜な勝利法や頭脳戦を存分に楽しめた。『賭ケグルイ』のような大仰な展開には失笑したが、それも含めて娯楽作品として秀逸だった。ゲームの発想や駆け引きが見事だっただけに、幼さを感じる文体は少し惜しい。また、負けた女子高生がエロ動画配信で負債を返す設定には嫌悪感を覚えた。女子高生は安易に性を売るという男性側の偏見が反映されているように感じた。2026/06/22

くに

4
ジャンケン、だるまさんがころんだ、ポーカーなど、身近な遊びに特殊ルールを加えることで、超絶な頭脳戦が繰り広げられる。「ライアーゲーム」や「カイジ」を連想させるなと思ったら、やはりすでに漫画化されている模様。だけど、小説で読むことに意味があると思うので、原作を読むことをおすすめしたい。特に3話目の『自由律ジャンケン』は素晴らしい完成度なので、これだけでも読む価値あり。久しぶりにワクワクする小説に出会えて満足。【94点】2026/06/21

hachi6

2
頭脳戦なんて自分についていけるかなと心配でしたが、ルールは単純で、説明もわかりやすく問題なかったです。登場人物たちのキャラクターもわかりやすいです。ストーリーやゲーム展開はとてもおもしろかったですが、こんなゲームに自分が参加するのは絶対嫌だなと思いました。2026/06/22

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