出版社内容情報
著者没後10年、『虎の城』に比肩する歴史巨編!
「圧倒的なパワーを備えた物語である」(解説より) 文芸評論家 菊池 仁
天下統一をなした豊臣政権は栄華を極め盤石に見えたが、朝鮮出兵や継嗣問題をめぐり翳りが射し始めた。やがて秀吉亡き後、石田三成と徳川家康によって天下を二分する戦いが勃発。東北の地から中央を見据えていた伊達政宗は、その隙をつき、さらなる領土拡大を図る。だが関ケ原の戦いで早期の決着がつき、次の天下人となった家康に不興を買ってしまう……。戦国の世をしぶとく生き抜き、最期まで天下を見つめた政宗の苛烈な生涯!
【目次】
内容説明
天下統一をなした豊臣政権は栄華を極め盤石に見えたが、朝鮮出兵や後継者問題をめぐり翳りがさし始めた。やがて秀吉亡き後、石田三成と徳川家康によって天下を二分する争いが勃発。奥州の地から中央を見据えていた伊達政宗は、その隙をつき、さらなる領地拡大を図る。だが関ケ原合戦で早期の決着がつき、次の天下人となった家康に野心を見透かされてしまう…。戦国の世をしぶとく生き抜き、最期まで天下をめざした政宗の苛烈な生涯!
著者等紹介
火坂雅志[ヒサカマサシ]
1956年、新潟県生まれ。早稲田大学卒業後、出版社勤務を経て88年『花月秘拳行』で作家デビュー。直江兼続の生涯を描いた『天地人』が2009年のNHK大河ドラマの原作となり、07年同作で第13回中山義秀文学賞を受賞。15年、急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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