小麦畑できみが歌えば

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小麦畑できみが歌えば

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041164464
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

北海道の小麦農家でのびのび育った18歳の唯吹。
幼少期に祖母と行ったリサイタルで美しい歌声に感動し、歌うことが大好きになった。
けれど、あの声を出したいという願望と、舞台に立ちたいと思うことは結びついていなかった。
あの日までは――。

憧れのひとを追いかけて、地元のオペラハウスのオーディションを受けると、知識不足でありながらも、特別な声で審査員を魅了する。
技術不足が理由で不合格となるが、アンバーオペラハウスのサマープログラムへの推薦をもらうことに。
優勝者はあのアンバーの研修生に選ばれるのだ。

自分の“楽器”と向き合い懸命にくらいつく唯吹だが、進むにつれて大切な仲間との別れもある。
果たして栄光を手に入れることができるのか――
「わたしはなりたかった。音楽をするために生まれてきたひとに」


【全国の書店員さんから感動の声が続々!】
〇「 手に汗握るオーディションシーンに惹き込まれます。全力で推したくなる主人公です。 」 書店員 高頭佐和子さん
〇「 人と触れ合い、わかろうとする。今の時代に必要な物語。 」 オックスフォード貝津店 山本聡さん
〇「 全編に流れる心地いい旋律が涙を誘います。 」 BOOKSえみたす大口店 近藤さん
〇「 決してシンデレラストーリーではない自己の葛藤や成長がよく描かれている作品だと思います。 」 未来屋書店日の出店 關在我さん
〇「 人生を紡ぐ出会いの大切さをあらためて実感しました。 」 ブックスジュピター 林貴史さん
〇「 歩み続けた先に見えた勝敗よりも大切な心に、はっと目が覚めるようでした。 」 紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子さん
〇「 不思議だ。オペラを目指す青春小説なのに土の匂いがする。 」 精文館書店中島新町店 久田かおりさん


【目次】

内容説明

優勝者はアンバー・オペラハウスの研修生に選ばれる。憧れの親友を追いかけて、歌と向きあう18歳の夏。小麦農家でのびのび育った唯吹は、地元のオペラプロジェクトのオーディションを受けると、特別な歌声で審査員を魅了する。技術不足で不合格になるが、サマープログラムへの推薦をもらって―。

著者等紹介

関かおる[セキカオル]
1998年東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。2024年、「みずもかえでも」で第15回 小説 野性時代 新人賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

さく

14
歌のレッスンを人生で一度しか受けたことがないのに、コンクールで審査員の目に留まり、あれよあれよとオーディションに出場。そのオーディションに合格して、アメリカのオペラのサマープログラムへ。ちょっと、うまくいきすぎじゃない?「わたしはあなたたちが手放したものを、意地でも手放さない。いつか世界に認められて、手放したことを後悔させたい。そんな歌を歌えるようになりたい」寧音の真摯に歌に向き合う姿がかっこいい。黄金色の小麦畑に、歌をのせた、爽やかな風が吹き抜ける。気持ちのいい読後感だった。2025/11/25

ムートン

3
もともとの素質があったとしても、きちんとした訓練を一定期間以上、受けてない人が通用するほど音楽の世界は甘くないと思う、という点を除けば面白かった。もっとも、BGTなどでほとんど素人だった人が、一挙に脚光を浴びることもあるので、なくはないのかな。2025/11/30

KYK

1
迫力ある落語シーンが印象的だったデビュー作『みずもかえでも』から一転、今作はオペラがテーマだ。主人公は北海道で家業である小麦農家を手伝う18歳の唯吹、既に歌の世界で活躍している友達の影を追って地元コンサートホールのオーディションに参加するところから物語の幕が開ける。バックグラウンドはあまり描かれず感情移入はそれほどだったが、苦悩や葛藤を乗り越えていく様は、本当にオーディションを見ているようで応援する気持ちが自然と湧いてきた。著者は今後も演芸の世界を描いていくのだろうか。これからも楽しみにしたい。2025/11/29

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