スターリングラード攻防戦 (新版)

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スターリングラード攻防戦 (新版)

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  • サイズ 46判/ページ数 596p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041164426
  • NDC分類 943
  • Cコード C0097

出版社内容情報

【20万以上の将兵が失われた無謀な作戦の内幕】
懲罰大隊で多くの同胞の死を見届けた軍曹グノートケ、上層部の無謀な命令のもと戦車連隊を指揮した大佐フィルスホーフェン、包帯もモルヒネもないまま無数の負傷兵を手術し続けた軍医フート、片腕を失いながら率いた大隊が壊滅した中尉ラウコウ――ソ連軍に包囲され、退路を失い崩壊する第六軍で、彼らは次々に仲間を失っていく。史上最悪の「絶滅戦争」、その最前線の群像を描く。
解説:大木毅

〈人を殺し町や村を焼けという命令が、最後の一兵まで最後の一弾まで戦えという命令が下されて、その命令はいまだに実行されている。ここ三日のあいだ、軍司令部からは全然命令が出されていない。軍団も黙っている。軍団から命令が出なくなってから、もう二日になる。それなのに戦闘は続けられている〉(第7章より)

【目次】
1 まずグノートケがいた
2 そしてフィルスホーフェンがいた
3 一二六高地奪取さる
4 小さな部屋、はだかのままの壁、白いカーテン
5 致命的打撃は南からきた
6 第二九七歩兵師団
7 ゲンネルン将軍とフェンネコール将軍
新版解説――現場に据えられた視座 大木毅


【目次】

1 まずグノートケがいた
2 そしてフィルスホーフェンがいた
3 一二六高地奪取さる
4 小さな部屋、はだかのままの壁、白いカーテン
5 致命的打撃は南からきた
6 第二九七歩兵師団
7 ゲンネルン将軍とフェンネコール将軍
新版解説 大木毅

内容説明

20万以上の将兵が失われた無謀な作戦の内幕。懲罰大隊で多くの同胞の死を見届けた軍曹グノートケ、上層部の無謀な命令のもと戦車連隊を指揮した大佐フィルスホーフェン、包帯もモルヒネもないまま無数の負傷兵を手術し続けた軍医フート、片腕を失いながら率いた大隊が壊滅した中尉ラウコウ―ソ連軍に包囲され、退路を失い崩壊するドイツ第六軍で、彼らは次々に仲間を失っていく。史上最悪の「絶滅戦争」、その最前線の群像を描く。

目次

1 まずグノートケがいた
2 そしてフィルスホーフェンがいた
3 一二六高地奪取される
4 小さな部屋、はだかのままの壁、白いカーテン
5 致命的打撃は南からきた
6 第二九七歩兵師団
7 ゲンネルン将軍とフェンネコール将軍

著者等紹介

プリーヴィエ,テオドール[プリーヴィエ,テオドール] [Plievier,Theodor]
1892年、ベルリン生まれ。第一次世界大戦中に海軍に従軍、ヴィルヘルムハーフェンの水兵蜂起に参加した。幼少期より文学や哲学に関心があり、戦後は執筆・出版活動に専念。1929年に最初の著書を出版した。33年、ソビエト連邦へ亡命したが、後にソ連占領地域へと戻り、47年には西側へと移住、53年にはスイスに渡った。55年逝去。本作は、戦後ドイツで最初に出版された作品のひとつであり、10カ国語以上に翻訳されて世界的ベストセラーとなった

向後英一[コウゴエイイチ]
1908年、千葉県生まれ。東京帝国大学法学部卒。毎日新聞社外信部、海外特派員、論説委員を経て翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アキ

85
戦死者20万人とも言われる独ソ戦の最大の悲惨な戦い・スターリングラード攻防戦。本書は、実際に起こった年である1943年から44年にかけて連載されたドイツ語本からの再訳である。まず同時代で直接取材した内容が反映されていて描写がリアルである。食糧も後方支援もなく武器もなく零下15度の凍土では塹壕も掘れず車もない。軍医も次々と負傷兵を切っては回復することもなく死んでゆく。軍司令部は一歩も退くなと命令を下すのみ。登場人物はほぼ死に絶える。著者はドイツ人。翻って日本にこれと似た戦記は残されていないことに気付く。2026/06/09

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