さよならの保険金

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さよならの保険金

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041163375
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

就活の最終面接の日、青森で漁師をしている父の船が遭難したという連絡が入った。家族と就職先を一度に失った桐ケ谷麻海は、東京で暮らす叔父・響介のもとに転がり込むことに。
居候としてなにか仕事をさせてほしいという麻海に、響介がかけた言葉は「掃除も洗濯も料理も別にやらなくていいから、俺の仕事をちょっと手伝って」。
響介の職業は、保険調査員。保険会社から依頼を受け、保険金を支払うにあたって不正や問題点がないか調べる仕事だ。
麻海は見習い調査員として詐欺が疑われる事案の調査をするなかで、生と死、お金にまつわる様々な家族の思いにふれていく。


【目次】

第一話 親不孝者だね
第二話 風邪みたいなもんだ
第三話 八割が黒だな
第四話 我々は保険調査員ですので
第五話 魔が差した
第六話 肩入れするなよ
第七話 お気をつけください
最終話 喪失の代償だ

内容説明

就活の最終面接の日、父の乗った漁船が転覆した。家族と就職先を一度に失った桐ヶ谷麻海は、東京で暮らす叔父・響介のもとに転がり込む。男二人の同居にあたって響介が求めたことは「掃除も洗濯も料理も別にやらなくていいから、俺の仕事をちょっと手伝って」。響介の職業とは、保険調査員。保険金を支払うに際し不正や問題がないか、保険会社から依頼を受けて調べる仕事だ。見習い調査員となった麻海は、生と死、お金にまつわる様々な家族の思いにふれていく。

著者等紹介

額賀澪[ヌカガミオ]
1990年生まれ。茨城県行方市出身。日本大学芸術学部文芸学科卒業。2015年、「ウインドノーツ」(刊行時『屋上のウインドノーツ』と改題)で第22回松本清張賞、「ヒトリコ」で第16回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

hiace9000

114
詐欺なんて絶対悪、もっての外!―おそらく誰もがそう思って普段生活しているに違いない。「普通に生活している普通の人間が、普通にやっちゃう」詐欺こそが保険金詐欺。サスペンスでもミステリーでもなく、なんだか行けそうな気がして、ちょっとした嘘でちょっと得できる予感にその人の良心が負けてしまう…まさに「魔が差す」のである。保険調査員(保険を支払うにあたり不正や問題点がないかを調べる)として働く麻海と叔父・響介の仕事は、派手でも華麗でもない、むしろ地味で地道。額賀筆はお金にまつわる等身大の悲喜こもごもをふわりと描く。2025/10/31

43
保険調査員のお仕事小説。200ページほどで軽い気持ちで読み始めたけれど、興味深くて面白い作品だった。題材的に事件や事故で人が亡くなる場面もあるが、感情的な重い書き方ではなく、あくまで保険金支払いのための調査として淡々と話が進む。そこがかえって現実的な感じがした。終わり方も続編がありそうで楽しみ。2025/11/02

toshi

11
保険調査員のお仕事小説。 タイトルとはちょっと違って死亡保険だけでなく、傷害保険も登場し、真実探しのミステリィ連作短編集にもなっている。 保険金の支払いの正当性の調査は、保険会社が行うものと思っていたけれど、専門に請け負う会社があるとは驚き。 それだけ不正受給が有るっていうことなのかな?2025/10/27

ユウハル

8
とても興味深くて面白かった。 保険調査員の仕事ってこんな調査なのかと驚いた。 麻海の視点で感情がフラットというか冷静すぎるぐらいで読んでいて心配なところもあった。そこが現実味を帯びていると思う。激しい感情表現がない分とても読みやすかった。2025/10/27

てつろう

6
保険調査員の仕事のお仕事小説。保険詐欺の真偽を確かめる、8割が黒?たまたま運よく詐欺まがいでも、もらう話を聞くとつい、詐欺行為をする人が多いのだろう。2025/10/31

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