出版社内容情報
王の姪シェリルは異空間の図書館に読んだ文字を保存する能力持ち。
ある日その図書館で自分の伝記を発見する。読んだ記憶のないものがなぜ?
しかもそこにはこれから嫁ぐ敵国の侯爵ルークに殺されると書かれていた!
生き残るために考えた作戦は――「メロメロにすればいいのよ!」
しかしシェリルは空回りしルークに笑われるばかり。
「いい子だから、他の男にこんなことしちゃダメだよ?」
飄々とした侯爵とのラブコメ!
【目次】
内容説明
王の姪シェリルは異空間の図書館に読んだ文字を保存する能力持ち。ある日その図書館で自分の伝記を発見する。読んだ記憶のないものがなぜ?しかもそこにはこれから嫁ぐ敵国の侯爵ルークに殺されると書かれていた!生き残るために考えた作戦は―「メロメロにすればいいのよ!」しかしシェリルは空回りしルークに笑われるばかり。「いい子だから、他の男にこんなことしちゃダメだよ?」飄々とした侯爵とのラブコメ!
著者等紹介
秋桜ヒロロ[アキザクラヒロロ]
12月13日生まれ、広島県出身。アルファポリス・ノーチェブックス『竜騎士殿下の聖女さま』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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nishiyan
6
国王の姪にして知識の女神の巫女であるシェリルが戦利品として悪名高い侯爵ルークに嫁ぐことから始まるラブコメディ。自分が読んだ本を保管する異空間の図書館で見つけた悲惨な運命が書かれた自伝を見つけて、考え出した生き残り戦略が斜め上過ぎて笑ってしまった。使用人サシャは呆れながら協力するのだが、ルークを本当にメロメロにするとは(笑)。ルークが偽悪者を装うきっかけをも癒す巫女パワーはさすが。またサシャとの主従関係の美しさも良き。ただラストは不穏なもので愛すべきポンコツシェリルにはいつ平和が訪れるのか。気になった。2025/08/21
りなせ
0
2025.08.11-2025.08.13 2025/08/13