出版社内容情報
城壁都市・バルディウム。
この街では、何らかの要因から精神に不調をきたした者が、感情を異能として爆発させる能力者《アンロウ》として覚醒することがある……。
そして主人公・ノーマンは、《アンロウ》を巡って街で起こる怪事件の数々を解決したはずにもかかわらず、薄暗い部屋のなかで拘束されていた。
尋問内容は、ノーマンとともに事件を解決に導いた四人のアンロウ『涙花』『魔犬』『宝石』『妖精』と呼ばれる少女と、事件の詳細について――。
これは《アンロウ》を管理する少年による、愛と告白の物語――。
-
- 和書
- 海路残照 - 随想集