角川文庫<br> 祈りのカルテ―再会のセラピー

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角川文庫
祈りのカルテ―再会のセラピー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041161227
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

研修を経て、循環器内科医となった諏訪野良太は、学会発表を終えた帰り、医学生時代の同級生である小鳥遊に遭遇する。小鳥遊が連れていた研修医・鴻ノ池に、研修のエピソードを求められた諏訪野の脳裏に蘇るのは、親身に寄り添ってきた患者たちのこと。まるで戦場のような救急部、心の傷と向き合う形成外科、かけがえのない“ある人”との出会いと別れを経験した緩和ケア科――。
切なくもあたたかな記憶の扉がいま開く。心震える医療ミステリ「祈りのカルテ」シリーズ第2作、待望の文庫化!

内容説明

純正医大附属病院に勤務する内科医の諏訪野良太。学会後、若手研修医から研修時代のエピソードを問われる。良太の脳裏に蘇ったのは、心をこめて接してきた患者たちの顔だった―次々と急患が運ばれてくる戦場のような救急部、体だけでなく心の傷とも向き合う形成外科、そしてかけがえのない“ある人”との出会いと別れを経験した緩和ケア科。切なくも温かい、記憶の扉がいま開く。感動の涙が止まらない医療ミステリ!

著者等紹介

知念実希人[チネンミキト]
1978年、沖縄県生まれ。2011年、第4回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞し、12年、『誰がための刃 レゾンデートル』(のちに『レゾンデートル』と改題し文庫化)で作家デビュー。15年、『仮面病棟』が啓文堂書店文庫大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

tulip

36
前作『祈りのカルテ』で研修医だった諏訪野先生が内科医となり、学会帰りの飲み会で同期とその後輩の研修医に、自分の研修医時代のエピソードを語る。救命救急部での長年会えなかった親子の再会話、形成外科での美容形成を繰り返す、心に傷を持った女優の話、そして緩和ケア科では諏訪野自身の大切な人とのエピソードがミステリと絡まって描かれる。今作も心温まる素敵な作品だった。今後も続きがあるといいなぁ、と思っている。2025/10/08

よっち

23
研修を経て循環器内科医となった諏訪野良太が、学会発表を終えた帰りに医学生時代の同級生・小鳥遊に遭遇する連作短編集。小鳥遊が連れていた研修医・鴻ノ池に研修エピソードを求められて語る、戦場のような救急部で出会った家族の絆、心の傷と向き合う形成外科、そしてかけがえのないある人との出会いと別れを経験した緩和ケア科。経験不足からくる不用意なミスはあっても、懸命に患者たちの気持ちに寄り添い成長してゆく諏訪野がいいですね。鴻ノ池が初対面の相手にも相変わらずな感じで苦笑いでしたけど、他シリーズとの関わりも興味深いですね。2025/08/29

NAOAMI

14
旧知の小鳥遊と連れの鴻ノ池と飲みながら諏訪野が研修医時代のエピソードを語る流れ。鷹央の話題に触れたり桜井刑事の登場も。救命救急部、形成外科、緩和ケア科での研修エピソード。諏訪野は各篇ごとの謎解きに対応し、持ち前のコミュ力と臨機応変な行動力もみせつつ、真相解明への材料を蓄積する。その頃合い煮詰まったタイミングでの小さな一言・きっかけでビビっと閃きギアがガチッと噛み合い真相に向かっての急展開!という流れが小気味よい。特に終盤、病原由来からの真相解明。さらに、担当する患者との関係が明らかになる場面はグッときた。2025/10/01

パタポン

9
諏訪野先生の研修医時代の続編。前作以上に内容が濃かったかなぁと言うか、知念先生の他のシリーズに出てくるキャラクターがあちこちにゲスト出演されていて、それが濃かったのかも(*´艸`*)フフ 最初から何か訳ありな患者様が出てきますが、まさかのまさかで最後はじんわりと心に響きました。明るくて元気な諏訪野先生、複雑な家庭環境であったことで他人の感情に敏感。わざとその場を盛り上げては変に明るく振る舞っていたんですよね…切ないわ😭初期研修も無事終了。最後の1ヶ月はとても良かった!見守る窪先生も素敵でした☺️2025/10/18

文庫本依存dive

5
『祈りのカルテ 再会のセラピー/知念実希人』読了。 シリーズ第2弾は、研修医に語り掛ける設定で、主人公の諏訪野の研修時代の破天荒なエピソードを綴る短編集。救急部、形成外科、緩和ケア科など、それぞれの配属先でのそれぞれの関係性のドラマをコミカルにだけどハートフルに描くお仕事小説。 カルテを中心に隠された謎を解き明かすミステリ要素もありつつ、医療現場だからこその切なくもあたたかい読後感が本作の読みどころか。2025/09/02

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