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出版社内容情報
催眠アプリを悪用した人間が恐ろしい目に遭う夢を見てから、アプリを使うことに負い目を感じ始めた俺。
催眠をかけて彼女たちの真意を確かめようとするも、「この時間が無くなるのは嫌。甲斐君が喜んでくれるのが嬉しい」と返ってくるのは好意的な反応ばかり。
そんな中、茉莉から誘われ全員で遊びに行くことになった室内プール。姉・都の目があり催眠はかけることが出来ない状況……にもかかわらず胸を揉ませたり抱き着いてきたりと、三人隠れてエッチな接触を図ってくる。
しまいには「甲斐君と出会って全てが変わった」と嬉しそうに告げてきて――催眠かけてないのに、なんでこんなに好感度が高いんだ!?
内容説明
催眠アプリを悪用した人間が恐ろしい目に遭う夢を見てから、アプリを使うことに負い目を感じ始めた俺。催眠をかけて彼女たちの真意を確かめようとするも、「この時間が無くなるのは嫌。甲斐君が喜んでくれるのが嬉しい」と返ってくるのは好意的な反応ばかり。そんな中、茉莉から誘われ全員で遊びに行くことになった室内プール。姉・都の目があり催眠はかけることができない状況…にもかかわらず胸を揉ませたり抱き着いてきたり、三人は隠れてエッチな接触を図ってくる。しまいには「甲斐君と出会って全てが変わった」と嬉しそうに告げてきて―催眠をかけていないのに、なぜこんなに好感度が高いんだ!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
14
ヒロイン達の問題は解決しているのでアフター感がありました。夢問題もある意味解決したので完結なのですかね?2025/05/29
真白優樹
14
甲斐が自分自身に催眠アプリを試してみたり、姉も交えて五人でレジャー施設に向かう準備をする中、アプリ自身から真実の一端が明かされる今巻。―――奪うだけではなく救いを、それは欲望が引き出した新たな使い方。 そも催眠アプリを過去に持っていた人の記録はないのか、黒い糸とピンクの糸とは何か。甲斐の外道、になり切れぬ優しさが新たな可能性を引き出していたというのが分かる巻であり、アプリなしでも大丈夫そう、に見えるくらいにハーレム度合いが高まっていく巻である。幸福を抱きしめ次の催眠とは。 次巻も読みたいものである。2025/04/15
しまふくろう
11
続けて購入。 物語は催眠アプリの副作用とその他諸々のお話。アプリに自我があるのは前から匂わされていたけれど、まさか直接対話をするとは。アプリ使用者が最後は存在すら抹消されるというのはなかなかハードだなあ。最後は催眠が無くても三人から受け入れられそうな関係になっているけれど本人だけが気付いていない、という落ちに収まってハッピーエンドなんたろうか。 ちょっと変化球だが面白い作品だった。2025/04/06
ご主人様見習い
8
好きな作品だけど、完結してそうな雰囲気醸し出していて続編が出るか心配になる終わり方だったな。2025/05/05
マスクX
2
催眠アプリの新たなる実験とアプリと関係性が作れらていく。目立った事件はないもの甲斐の根っからの人間性も見えて好感が改めて持てました。茉莉と才華のトラウマの原因との再会やかつて催眠してお蔵入りした姉妹の姉の方との再会。邂逅したときはヒロイン化かなと思ったがここは甲斐の人柄の良さでプッシュ。今巻のメインヒロインはある意味でお姉ちゃんでもあり、暖かい家族の故の甲斐家でした。2025/05/22