出版社内容情報
高校1年生の西倉夏希は、誰もいない防波堤がお気に入りの場所だった。ある日、いつものようにモヤモヤした気持ちを抱えながらそこへ行くと、先客がいた。初めて見る顔……と思いきや、よく見ると、園芸委員会で一緒の1学年上の永瀬碧生だった。いつもマスクを付けて前髪で目を隠していたため、すぐには分からなかったのだ。手元にあった、鉛筆で描かれた防波堤の絵を、慌てて隠される。気になった夏希は永瀬のことを調べると、以前は絵画コンクールで優勝するほどだったが、何かのきっかけで高校進学以降、コンクールなどに出ていないことが分かる。結果が出せずに陸上部を辞めた自分と重ね、先輩を知っていく内に、ひょんな事から雑誌モデルをしていることが分かるが――――。一度挫折した二人が再び輝くために取る行動とは?胸キュン青春恋愛小説。
内容説明
高校1年生の夏希は、学校近くの防波堤で、絵を描いていた1学年上の永瀬碧生と出会う。慌てて破かれた彼の絵が忘れられない夏希。中学時代は絵画コンクールでいつも入賞していたようだが、進学してからは絵をやめてしまったらしい。結果が出せずに陸上をやめた自分と重ね、先輩を知っていくうちに、ひょんな事からモデルをしていることがわかるが―挫折した2人が再び輝くために取る行動とは?胸キュン青春恋愛小説。
著者等紹介
水瀬さら[ミナセサラ]
神奈川県出身。『あの日、陽だまりの縁側で、母は笑ってさよならと言った』(アルファポリス、のちアルファポリス文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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