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出版社内容情報
「君子くん、君はハーレムエンドを目指せ!」「……は?」
織見はあの写真が示す“7年前のこと”を解明するため、菊莉の助言で四姉妹にもっと興味を持つところから始めることに。
FPSゲームの世界大会中、周囲の期待をプレッシャーに感じていた三女・梅瑠から、織見はメンタルコーチを頼まれ――
「手、握って。……あっためて」
コーチってそんなことまで!?
熱戦を制し予選を突破した梅瑠の前に立ちはだかるのは、かつての親友ハリン。
梅瑠の過去と壁、自分に向けられる好意に気づいた織見は、彼女に写真のことを打ち明け……
「大会に勝ったら、全部言う」
ふたりにとって、負けられない戦いが始まる!
内容説明
「君子くん、君はハーレムエンドを目指せ!」「…は?」織見は写真が示す“7年前のこと”を解明するため、菊莉の助言で四姉妹にもっと興味を持つところから始めることに。FPSゲームの世界大会中、周囲の期待をプレッシャーに感じていた三女・梅瑠から、織見はメンタルコーチを頼まれ―「手、握って。…あっためて」コーチってそんなことまで!?熱戦を制し予選を突破した梅瑠の前に立ちはだかるのは、かつての親友ハリン。梅瑠の過去と壁、自分に向けられる好意に気づいた織見は、彼女に写真のことを打ち明け…「大会に勝ったら、全部言う」ふたりにとって、負けられない戦いが始まる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
20
謎めいた写真が示す7年前のことを解明するため、菊莉の助言で四姉妹に興味を持ち始めた織見が、三女・梅瑠からメンタルコーチを頼まれる第2弾。FPSゲームの世界大会に挑むことになり、周囲の期待にプレッシャーを感じていた梅瑠。そんな彼女が織見にフォローされながらチームを組む女性メンバーたちと勝負に挑む中で、かつて彼女にゲームの楽しさを教えてくれた韓国時代の幼馴染ハリンが強敵なライバルとして現れる展開で、試行錯誤しながら繰り広げる熱い戦いとその結末はなかなか良かったですし、彼女を支えた織見との関係も効いていました。2025/03/03
ほたる
11
eスポーツを主軸に据えて描く中で、ヒロインとの関係性もちょっとだけ進んでいく。今回は梅瑠のターンだったわけですが、この先もひとりひとりで進めるのか、それともこの趣向のためだけなのか。ゲーム描写の多いラブコメも王道かも。2025/04/06
真白優樹
11
菊利の助言で織見が四姉妹の事を深く知ろうとする中、梅瑠がプロ昇格を掛けた大会へ挑む今巻。―――負けたくない、その想いをかざし彼女は舞台へ躍り出る。 前巻では菊利を導入にミステリーを展開し、今回はeスポーツの熱さを前面に打ち出しながら梅瑠の事を深堀していく巻であり、彼女が一人大攻勢をかけ先行逃げ切り態勢へ持ち込む、ラブコメがある意味一気に動く巻である。謎は振り出し、に見えて残る容疑者はあと二人。果たして二人のどちらかが桜音なのか。そして残る姉妹たちは梅瑠に追いつけるのか。 次巻も勿論楽しみである。2025/03/09
leo18
8
思ったことはあとがきでも触れてくれているけど、ラブコメの2巻目というところがね。ただeスポーツの熱量とリアリティはすごかったし、ラブコメとして物足りなかったわけではない。梅瑠もかわいかったし。織見が負ける未来しか見えない。2025/03/09
椎名
6
ラブコメものの二巻でここまでガッツリeスポーツ描写を一冊やるのはびっくり。万人受けはしないだろうが、このヒロインを描く上でゲーム描写を抜くのは嘘、というのは理解できる。それ以外もあとがきの作者の言い分にはかなり同意できるところが多く、ライトノベルという場の寛容さを試したくなる、それができないなら美少女ゲームしかないというのは本当にその通りだと思う。ラストで一気に進んだ関係性は激アツでした。このまま勝ち逃げしてほしい本当に。2025/04/08
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