出版社内容情報
世間から注目されないまま10年、そんな中でメンバーの一人・マサが脱退。学生時代からの仲間である龍、ヒロト、誠一郎、毅志で組んだバンド「zion(シオン)」は窮地に立たされていた。マネージャーの光、幼馴染の七海とともに最後の望みをかけてメンバーは一念発起、バンドとして成功をおさめるために団結力を高めていく。しかし、彼らの前にさまざまな困難が立ちはだかる。
「ここで諦めたくねぇんだ! まだ自分の夢を諦めたくねぇんだ。俺はお前らと……他の誰でもねぇ! お前らと! やっぱりテッペン目指したい」(本書より引用)
バンド活動に全力で立ち向かい、憧れの武道館を目指す物語。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けえこ
22
地区センター新刊棚本。 作者は元KAT-TUNメンバー。 人物の書き分けが出来ていないせいか、読みづらかった。 自分は合いませんでした。2025/08/21
igaiga
16
どうしてもどこかで読んだ二番煎じなイメージが抜けなくて。こう・・・例えば、「膵臓」思い出したり・・・うぅーん。微妙感ありありでした。わたしはKAT-TUNの、そして上田くんのファンですが小説は・・・厳しいかも。ごめんなさい。2025/07/24
雪丸 風人
15
ボーカルの魅力がヤバい!それを囲む仲間も個性が光っていましたよ。苦節10年超という崖っぷちバンドが、様々な危機を乗り越えスターダムに駆け上がっていく青春小説です。人生を賭けるメンバーたちや芸能事務所の男の熱伝導率は100%超え。奇策がハマるところではこぶしにグッと力が入りましたよ。そしてまさかが起きる場面では・・いや、ここは何を書いてもネタバレになりそうなので黙っておきます。息遣いまで聞こえそうなキャラ造形と会話のキレに注目ですね。地の文を磨き上げれば何かの賞を獲れそう。(対象年齢は13歳半以上かな?)2025/08/03
Yuki
8
これはダメだ〜!何度もこすられてきたようなストーリー過ぎて、新鮮味まるでなし。山本と鶴岡の過去の話になった時一瞬だけ「面白くなった」と思いましたが、現在パートに戻るとやっぱりダメ。まず主人公と仲間たちの言動が幼すぎて年齢不詳なのが厳しい。高校生設定ならまだ良かったんじゃないかな?七海ちゃんは出て来た瞬間から、最後にどうなるのかわかっちゃったし。作者はなぜ小説を書こうと思ったんだろう?と思うレベル...辛口でごめんなさい2025/07/10
miko
7
面白かったぁ😌 よくある設定なのだけれど、引き込まれて一気読みでした。 登場人物のリアルフェイスが分かりやすかった。 zionの「声」聞いてみたいな♪2025/07/26