角川ホラー文庫<br> 身から出た闇

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角川ホラー文庫
身から出た闇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041159194
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

これは私が、角川ホラー文庫編集部から依頼を受けた連作短編集です。駆け出しの私に依頼が来るだけありがたく、最初は喜んで引き受けた作品でした。しかし、短編を提出するごとに、担当編集の休職がはっせいしている以上、これを刊行するという編集部の判断が、正しいのか分かりません。
※このあらすじは、原浩氏の強硬な主張により、挿入されたものです。編集部の意図とは相違があります。本作は、あなたが望んでいる作品です。


【目次】

序章 角川ホラー文庫
トゥルージー
編集者との打ち合わせ(一)
裏の橋を渡る
編集者との打ち合わせ(二)
らくがき
編集者との打ち合わせ(三)
「籠の中」執筆に関わる一連の出来事
編集者との打ち合わせ(四)
828の1
終章 角川ホラー文庫

内容説明

これは私が、角川ホラー文庫編集部から依頼を受けた連作短編集です。駆け出しの私に依頼が来るだけありがたく、最初は喜んで引き受けた作品でした。しかし、短編を提出するごとに、担当編集の休職が発生している以上、これを刊行するという編集部の判断が、正しいのか分かりません。※このあらすじは、原浩氏の強硬な主張により、挿入されたものです。編集部の意図とは相違があります。本作は、あなたが望んでいる作品です。

著者等紹介

原浩[ハラコウ]
1974年生まれ。長野県出身。2020年「火喰鳥」で第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞《大賞》を受賞。同作を改題した『火喰鳥を、喰う』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

68
角川ホラー文庫の編集部から依頼を受けた原氏が次々と書き上げる物語。それを読んだ編集者が2人…。という現実と虚構を織り混ぜつつ恐怖を描く連作短編集。3名の編集者との打ち合わせでSNSの恐怖について書いた「トゥルージー」日常に潜む恐怖がテーマの「裏の橋を渡る」もし死ぬ人がわかったら…「らくがき」など。しかし物語を書き上げるごとに関わっていた編集者が原氏の前から姿を消す。彼女たちは何かに怯えていたというが…。果たしてこの本は本当に出版しても大丈夫なのか?ホラー文庫の役割を大胆に脚色したリアルで遊び心のある1冊。2025/09/14

佐倉

25
ひとつひとつの作品の完成度が高くどれも怖い短編集。各作品の間に原浩と担当編集のやりとりがブリッジで入る三津田信三の『怪談のテープ起こし』を思わせる構成だが、こちらはより現在のホラー小説の文脈に沿った流れになっており、作品の緊迫感を高めている。SNSを題材にした怪異、半ば依存になるような感覚と強迫感を絡めた『トゥルージー』、幼い頃の後悔が橋というどこにでもあるガジェットで訪れる『裏の橋を渡る』、緊迫感のあるやり取りが魅力的な『らくがき』、『潰える』でも印象的だった『828の1』とどれも魅力的。2025/09/01

petitlyz

20
ホラーの短編小説と、作家と編集者を挟んで全体の流れもホラーになっている感じだった。 エレベーターの話があって、エレベーターはほぼ毎日乗るのでちょっと怖いなと思った。それと、「潰える 最恐の描き下ろしアンソロジー」で読んだ「828の1」がこの作家さんの作品だったんだと再認識。印象的でよく覚えてた。面白かった。2025/10/04

君塚

14
日常と隣接するようなホラー短編集。アンソロジー収録の「828の1」だけ既読だったけれど(これ本当に怖い)、他の書き下ろし作品もそれぞれ読者のすぐ近くで息を潜めている怪異の質感があって良いものだった。中心となる舞台や小道具の設定に引っかかりがあるし、テーマを定めて全体をまとめる構成が綺麗。加えて本作は、幕間に編集部とのやり取りを差し込むという体で、メタ的にモキュメンタリーの建付けになっているのが特徴的。角川ホラー文庫って長寿人気レーベルすぎて、それ自体が日本におけるホラーの一主題になっているのが面白い。2025/08/31

ettyan えっちゃん

12
火喰鳥や蜘蛛の牢などに比べると、短編集ということもあり、迫力が足りないけど、ホラー文庫の短編集ということなら、十分に面白い。単なる短編集というだけでなく、角川ホラー文庫への愛が感じられるところもよいな。 それぞれの短編集には、連作とまではいかないけれど、ブリッジになる角川編集者の打ち合わせがはさまり、一つの大きな流れができているが、そこはまあ、あんまり期待しないで読んだ方がいいです。2025/08/27

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