角川文庫<br> ぼくはねこの管理人―浪漫荘おもいでダイアリー

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角川文庫
ぼくはねこの管理人―浪漫荘おもいでダイアリー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041158272
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

川越市にある古い木造アパート「浪漫荘」。
その管理人の孫である漫画家志望の門脇暖(だん)は、祖母・門脇ちえが亡くなってしまったために管理人となった。
近々取り壊すことになるだろうと両親に言われているが、祖母の思い出の浪漫荘をなんとか立て直したい。
そう思う一心から、自らの夢を追いながら管理人として働きはじめた。
その浪漫荘には、祖母の飼い猫だった「ちっちゃいのすけ」が遺されていた。
ハチワレの黒猫で、足だけが白いいわゆる「靴下猫」だ。
話しかけるとまるで話が分かるようなそぶりをする「ちっちゃいのすけ」だが、まさか本当に分かっているはずはあるまい。
そう思いながら、暖は自身の悩みを打ち明けたりしてみるのだった。

* * *

ぼくの名前は「ちっちゃいのすけ」。
「浪漫荘」という古いアパートに住んでいる猫だ。住人たちには「ちーちゃん」と呼ばれながら暮らしている。
管理人のおばあちゃんが突然病気で亡くなってしまい、ぼくはひどく悲しんだけれど、
住人のみんなと亡くなったおばあちゃんのことばに支えられ、今もなんとか暮らしている。
そんなところに、新しい管理人がやってきた。
頼りない青年で、おばあちゃんの代わりなんかつとまるわけないのは承知だけど、実は助けてもらった過去がある。
その恩に報いるために、この縄張りを守る手伝いと、らくがきばかりする夢を追いかける手助けをしてやろうと思う。
住人たちはいろんな事情を抱えてここにいるけど、果たして暖は一人前の管理人になれるだろうか?

* * *

「浪漫荘」に暮らす暖と住人たち、そして人のことばが分かる猫の「ちっちゃいのすけ」が贈る、
過去の悲しみを乗り越え、今を生きる強い気持ちが湧き上がる、温かな連作短編集。

内容説明

ぼくはねこ。名前はちっちゃいのすけ。川越の古いアパート「浪慢荘」で暮らしている。ぼくの面倒を見てくれたのは、管理人のおばあちゃんだ。けれどある日いなくなってしまった。そして新しい管理人として、孫の青年が現れた。名前は門脇暖。どうやら漫画家志望らしいけど、どうにも頼りない。ここはぼくががんばらなくては…。レトロアパート「浪漫荘」の住人たちと新米管理人、そして言葉が分かるねこの、温かくて優しい物語。

著者等紹介

高橋由太[タカハシユタ]
1972年、千葉県生まれ。2010年『もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ』でデビュー、一躍人気に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小梅さん。

13
浪漫荘の猫、ちっちゃいのすけがとにかく可愛い! ヒトの言葉を理解してくれている。 ま、猫さんゆえに、ちょっと勘違いしちゃってるところもあるんだけど、それもまた可愛くて愛おしい。 ちえさんや、暖のために一生懸命なんだもの。 (猫ゆえになんか違うよ?なところもあるんだけど、そこがまた、以下同文w) ちえさんと豊治さんのお話、暖かくて素敵だった。 暖のかつての漫画の相棒刑樹と姉さんの話には、もう、、、 編集のリナと夫の話も素敵で。 浪漫荘の新しい物語が読めますように!2025/01/29

愛書家

9
最近、この作家さんがお気に入りなんですよね。 ねこちゃんが取り持つ縁というのが本作の魅力です。 平和でいてほっこりしていて、今作も自分好みでした。 人間関係の機微がお上手な作家さんだと個人的に思います。 人によっては物足りないかもしれませんが、自分はこういう作風は好きですよ?2025/02/11

読書好き・本屋好き堂

9
高橋由太先生の新シリーズ🐱 浪漫荘の名前の由来が良かった✨ 読めば読むほどウルウルっと涙が🥹 それにとにかく、ちっちゃいのすけが可愛い💕 あまりの可愛さに癒されます! 続編、期待したいな😊2025/01/30

bluelotus

7
★★★☆☆ 新シリーズ(?)ではあるが猫の心情が描かれていたりするせいか特にグッとくるところがなかった。そしてついに千葉ネタから脱出かと思ったらこの作品まで川越かー!と(笑)2025/04/01

みいやん

6
まあ予想通りの展開ではあったが、癒やされた。2025/03/25

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