角川文庫<br> タクシードライバー美食日誌

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角川文庫
タクシードライバー美食日誌

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041157602
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

注文は受けない。いつだって――。都内でタクシードライバーを務める61歳の立原啓介には、密かな楽しみがあった。こだわりの食材を武器に、極上の「お家ご飯」を作り出すことに情熱を注いでいるのである。巧みな買い物術と、鋭い審美眼により生み出される料理は、まさに至高のひと皿。一人娘の菜央子も骨抜きにされている。ひと癖もふた癖もある中年オヤジの華麗なる美食の日々を描いた、病みつき必至のグルメ小説!

内容説明

注文は受けない。いつだって。都内でタクシードライバーを務める61歳の立原啓介には、密かな楽しみがあった。こだわりの食材を武器に、極上の「お家ご飯」を作り出すことに情熱を注いでいるのである。巧みな買い物術と、鋭い審美眼により生み出される料理は、まさに至高のひと皿。一人娘の菜央子も骨抜きにされている。ひと癖もふた癖もあるオヤジの華麗なる美食の日々を描いた、病みつき必至の新しいグルメ小説!

著者等紹介

荒木源[アラキゲン]
1964年、京都府生まれ。東京大学文学部仏文科卒、朝日新聞社に入社。2003年『骨ん中』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Karl Heintz Schneider

39
61歳でバツイチの立原啓介はタクシードライバー。彼の密かな楽しみはおうちごはんを作ること。その腕前は一人娘の奈央子も脱帽するほど。初ガツオ銀皮造りとかハモのうおぞうめんとか料理のレベルがハンパない。タクシードライバーが美味しい飲食店を紹介する食のエッセイを思い浮かべていたら全然違っていた。そのリアルな描写に著者の経験も混じっているのでは?と思わされる。ここのところの暑さですっかり煮炊きする気力を失いコンビニメシで済ませる始末の私。この本の主人公を見習いたいとは思うものの涼しくなってからでもいいかなと。2025/06/16

Kazuko Ohta

24
ほぼ余談なのですが、大阪・なんばに波屋書房という創業百年を超える老舗の書店があります。ここは料理の専門書に特化した本屋で、料理人御用達。私は料理人でも何でもないけれど、ただ、ここへ行くと文庫本も料理に関するものが集められていて凄く楽しい。主人公は一流企業を退職、今はタクシーの運転手。趣味は料理。いい歳をした一人娘は、外で食べて来るなり自分で作るなりすりゃいいものを、父親の手料理を楽しみにしています。今時のグルメ小説にしては少々硬めの文章だなと思うものの、生真面目な主人公の性格に合っているのかもしれません。2025/05/05

えつ

12
タクシードライバーの主人公が美味しいお店を巡ったりするのかと思いきや、まさかの自炊記録って感じだった。よく見たら、装丁もお買い物してるところ描かれてた。啓介が作る極上のお家ご飯、本当に美味しそうで食べてみたくなる。季節の旬の食材を使っていて、魅力的すぎた。そして、タクシードライバーとしての啓介は、インバウンドで増えた外国人をあえて乗せなかったり、美味しいお店聞かれても、知らない。調べたほうが早い。と言ってみたり、正直な人だなって思った。これ続くかなー?もっと色々読んでみたいなー。2025/04/18

NAOAMI

10
お家ごはんを極め、食材に拘るとなれば相応の贅沢。タクシー業界の景気は上々なのだろうか。もしくは可処分所得の多さか。妻と別れ、社会人の娘と暮らす初老のタクシードライバーの経歴が落ちぶれイメージもなくスマート。一流企業勤め→起業失敗を経ていて、ドライバーとしても経験を積んで優秀な動き。接客エピソードも広がらず家族ネタも浅い。全体的にあまりドラマを感じない。もしくはドラマ要素が薄いのか。食材の季節感や作り方に拘りアラサーの娘と手作り料理で繋がっている面も。頑固オヤジっぷりは面白いがグルメ要素偏重、キャラ未消化。2025/06/14

きょん

7
一流企業をドロップアウトしてタクシードライバーとなった、ちょっと拗らせた感じの主人公。でも公休日前日に料理を作り、一杯やるのをなによりの楽しみにしている。娘とのやりとりも面白い。でもいちいち拗ねた言い方はやっぱりちょっとめんどくさいな。これシリーズ化するのかな。美食ものとかご飯ものの小説が最近増えた気がするけど、自分はそれほど入れ込めず。2025/02/02

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