出版社内容情報
〈りっちゃんが死んだ。寒さと痛みのなかで――〉。2024年、小説誌の編集部に届いた原稿には、学生運動が過熱した半世紀前、日本中を震撼させた事件で親友を亡くした大学生ジュンの日々が綴られていた。これはフィクションか、あるいは新たな事実か。駆け出しの編集者・二階堂ルルは、当時の報道と原稿に食い違いがあることに気づき、その真相を探る。見えてきたのは、自分自身の本当の心で――。1972年、ジュンの大好きな友だちが死んだ。打ちひしがれた彼女は、一風変わった人々が集まる「幸海荘」に転がり込む。大切な人の記憶に苦しみながらも日常を取り戻していくジュンが目にした、信じようのない光景とは。ここではないどこかに居場所を求めてもがく彼女たちの、激動の青春と小さな希望の物語。
【目次】
内容説明
ここではないどこかに居場所を求めてもがく彼女たちの、激動の青春と小さな希望の物語。2024年小説誌の編集部に届いた原稿には、学生運動が過熱した半世紀前、日本中を震撼させた事件で親友を亡くした大学生ジュンの日々が綴られていた。駆け出しの編集者・二階堂ルルは、当時の報道と原稿の記述の食い違いに気づく。この小説は新たな事実なのか。真相を探るうちに見えてきたのは、自分自身の本当の心で―。1972年大好きな友だちが死んだ。打ちひしがれたジュンは、一風変わった人々が集まる「幸海荘」に転がり込む。大切な人の記憶に苦しみながらも日常を取り戻していく彼女が目にした、信じようのない光景とは。二つの時代で響き合う女性たちの思いが胸を刺す、シスターフッド×青春ミステリ。
著者等紹介
青波杏[アオナミアン]
1976年東京都生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。専門は近代女性史。2022年『楊花の歌』(「亜熱帯はたそがれて―廈門、コロニアル幻夢譚」を改題)で第35回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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