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出版社内容情報
『宇宙戦艦ヤマト』のオリジナルシリーズ『完結編』と『復活篇』とをつなぐミッシングリンク、小説『黎明篇』の第2部『マリグナント・メモリー』が満を持してリリース。
すべての『ヤマト』ファン垂涎の一冊が登場!
内容説明
人類最後の希望“ヤマト”を甦えらせろ!真田が、雪が、そして古代が新たな時を生きていく―。宇宙戦艦ヤマト「復活篇」へ至る歴史の空白を紐解く原作シリーズ公式小説「黎明篇」第2部堂々登場。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へ~ジック
6
復活編は面白かった。しかし前作「完結編」は幼い頃の記憶の彼方。だからポッカリと大きな隙間が空いて、復活編はカラカラと空回りをしてたのです。そこに「アクエリアス・アルゴリズム」と今作という2つの歯車がピタリとはまり、力強く動力を伝達してくれました。宇宙戦艦ヤマト!波動実験艦ムサシ!特殊救難艦オリオンにガルマン・ガミラス、ボラーに地球人!想いと想いをタキオン波動が繋いで銀河を救い、そして一人の少女の心に穴が開く。2025/01/15
hiyu
4
美雪との距離感がこうして生じたのか、デスラー等がどうなったのかも含めて、あまりの懐かしさに読んでは慣れ親しんだ名前や活躍を思い起こす。やはり復活編の続きが見たくなる。2024/11/18
アオイ模型店
2
完結編と復活篇をつなぐ外伝その2。ディンギルのその後を描いた1巻に続き、今回はボラーとガミラスがメイン。地球側も今まであまり日の目を見なかったヤマトⅢの登場人物達をクローズアップ。地球だけでなくガルマンガミラスからも予想していなかった人物が再登場。復活篇の登場人物たちも本格的に登場。 上条の設定がディレクターズ・カット版と異なっているのは、この先に待っているのはディレクターズ・カット版ではないという意味なのだろうか?2025/05/10
koitxi
2
実に面白かった。前作では、不遇の扱いを受けていた乗組員のその後の活躍や、いくつかの疑問点を解決に導く場面も見られた(復活篇で散ったあの人が“ヤケ”だったのではないことはよくわかった)が、「完結編」の後日譚の色合いが濃かった。本作では一気に「復活篇」への導入部に入るとともに、旧シリーズとの融合がさらに深まる展開となる。映像作品では難しい細部や人物の機微に触れ、番外的な印象を持っていた「復活篇」にもこれで魂が入ったと感じた。この小説シリーズだけでも「復活篇」完結まで続いてほしい。2024/11/30
RX93
1
復活編でトンデモ設定のように思えたものが、SFらしく説明されていたり、復活編のキャラクターが活躍したり、復活編の見方が変わりそう。▼「心は波動、心は伝わる」人の心が電気信号の波(パターン)なら、他の波動からも意識が作られ得るはず、、ということで、重力の波が構造化され進化し、意識を持つに至ったという<重力思考体>。「異次元そのものが巨大な生物のような、あるいは電子回路のようなものとして観測されただろう」。アクエリアスの氷結晶内に波動が記憶/記録され、モノにも記憶が宿る「付喪神(つくもがみ)」。ヤマトの記憶2025/01/15