出版社内容情報
徳川家康との密約により、闇で江戸の鎮護を任される風魔一族。その六代目風魔小太郎を継ぐ、風間伊織は、吉原で発生した不審な殺しを探りはじめる。だが、同じ人物が、廓の外で目撃され……。傑作時代長編。
内容説明
家康との密約により、江戸の鎮護を託された風魔一族。その要である六代目風魔小太郎は、風間伊織を名乗り市井で暮らしていた。ある日、吉原で女性の死体が発見された。医師の調べにより吉原の遊女・吉野の遺体と判明するが、同時刻に郭の外でも吉野が目撃されていたのだ。吉野は二人存在するのか?風魔たちが調べに奔走するなか、一族の者たちに謎の凶刃が襲い掛かる。伊織たちは江戸の危機を救えるのか。長編時代小説。
著者等紹介
鈴峯紅也[スズミネコウヤ]
1964年千葉県生まれ。柳蒼二郎名で長く時代小説を執筆後、鈴峯紅也として『警視庁公安J』を発表。警察小説の新たな書き手としてデビューし、人気作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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