ディア・オールド・ニュータウン

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ディア・オールド・ニュータウン

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  • サイズ 46判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041155387
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

町も変わる。人も変わる。
変わることは、始まることだ。


「歳をとったニュータウン。オールド・ニュータウン。
おれが育った町。離れて、戻った町。離れる前よりは根づけたような気がする」

母が亡くなったことを機に会社をやめ、父が遺した日本そば屋を継いだ鳴樹。父の時代にやっていなかった出前サービスで商機を見いだそうとした鳴樹は、幼なじみの小枝に声をかける。気持ちを新たに二人で再開した『ささはら』には、徐々に客も増えてきた。そんなある日、出前先で再会した顔見知りの和太は少しヤンチャな青年になっていた。どこか気にかかる鳴樹は、和太にある提案をしてみるのだが――。この町に暮らし、さまざまな結びつきを持つ人々が織りなす、心に染み入る人間模様。

内容説明

母が亡くなったことを機に会社をやめ、父が遺した日本そば屋を継いだ鳴樹。父の時代にやっていなかった出前サービスで商機を見いだそうとした鳴樹は、幼なじみの小枝に声をかける。気持ちを新たに二人で再開した『ささはら』には、徐々に客も増えてきた。そんなある日、出前先で再会した顔見知りの和太は少しヤンチャな青年になっていた。どこか気にかかる鳴樹は、和太にある提案をしてみるのだが―。この町に暮らし、さまざまな結びつきを持つ人々が織りなす、心に染み入る人間模様。

著者等紹介

小野寺史宜[オノデラフミノリ]
1968年、千葉県生まれ。2006年「裏へ走り蹴り込め」で第86回オール讀物新人賞を受賞。08年、第3回ポプラ社小説大賞優秀賞受賞作の『ROCKER』で単行本デビュー。19年、『ひと』が本屋大賞2位に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

150
みつばシリーズは挫折した私だが、知らなくても全然大丈夫。いつもの小野寺さん。安心して読める。優しさに包まれ、登場人物がみな善人なのが沁みるのだ。そこを小野寺作品に求めてるのは私だけじゃないはず。痛くてキツクて・・そんな作品が続いて硬くなった私の心が、ゆっくりじんわり解けていくのが心地よかった。近くに『ささはら』があったらなぁ。2025/03/20

おしゃべりメガネ

122
小野寺さん作品のオールスターが本作に集結といっても過言ではないなんとも贅沢な作品。両親が遺したそば屋『ささはら』を継いだ「鳴樹」と幼なじみ「小枝」がつなぐ、ステキな人間ドラマ。もうとにかく過去これまでの小野寺さん作品の中からあの人もこの人も次から次へと登場します。気になっていたあの人のその後なんかもわかり、なんともお得感ありありな作品に仕上がっています。でも何よりステキなのは「鳴樹」と「小枝」のやりとり。会話のテンポの良さは小野寺ならではの描写。小野寺さん作品のファンは必読で、過去作品は再読必至ですね。2025/03/28

のぶ

109
小野寺さんが本作に選んだのはお蕎麦屋さん。舞台はいつもの蜜葉市みつば。主人公は父が遺した日本そば屋を継いだ笹原鳴樹。父の時代にやっていなかった出前サービスで商機を見いだそうとした鳴樹は、幼なじみの小枝に声をかける。自分の幼い頃によくあった出前サービスにノスタルジーを刺激される。小野寺さん特有の短い言葉の積み重ねで紡がれる文章は、読みやすく心地が良い。オールド、ニュータウンの住民との触れ合いに心が温まる。悪い人も出てこないし、こんなお店のある街は住み心地が良い事だろう。2025/03/18

ゆみねこ

83
父が遺した蕎麦店を30歳目前で引き継いだ鳴樹。幼なじみの小枝と再開した「ささはら」は父がやっていなかった出前で商機をつかもうとする。常連客とのやりとり、ヤンチャな若者・和太、出前先の老女の変化。鳴樹は人が好きでみつばの町が好きなのだろう。悪人の出てこない小野寺作品、あの郵便屋さんのように原付バイクでみつばを走るお蕎麦屋さん。これも良かった!2025/04/08

itica

79
「みつばの郵便屋さん」の姉妹版的な「みつばの蕎麦屋さん」と呼びたくなる物語。両親が亡くなって閉めていた蕎麦屋を息子の鳴樹が脱サラして再開する。文体や口調が郵便屋さんを彷彿させるせいか続きを読んでいるような感覚になる。お馴染みの人が出てくるのはもちろん、鳴樹も他も良い人ばかり。何ともほのぼのとする。刺激はないけれどね。 2025/03/11

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