角川文庫<br> 二重葉脈 (新装版)

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角川文庫
二重葉脈 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 640p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041154656
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

大手家電メーカーのイコマ電器が倒産した。ワンマン社長の生駒伝治が、粉飾決算をつづけていたばかりか、重役たちとともに3億円あまりの金を横領した疑いがあると聞き、行き詰まった下請業者らは憤慨する。ところが当の生駒はのらりくらりとそれをかわして説明責任を果たそうとしない。そのさなか、前重役のひとりが失踪。殺人を疑う警察は捜査に乗り出すが……。不合理な社会のひずみを激しく糾弾した社会派長編推理小説。

内容説明

大手家電メーカーのイコマ電器が倒産した。ワンマン社長の生駒伝治が、粉飾決算をつづけていたばかりか、重役たちとともに3億円あまりの金を横領した疑いがあると聞き、行き詰まった下請業者らは憤慨する。ところが当の生駒はのらりくらりとそれをかわして説明責任を果たそうとしない。そのさなか、前重役のひとりが失踪。殺人を疑う警察は捜査に乗り出すが…。不合理な社会のひずみを激しく糾弾した社会派長編推理小説。

著者等紹介

松本清張[マツモトセイチョウ]
1909年、福岡県生まれ。印刷工を経て朝日新聞西部本社に入社。53年、「或る『小倉日記』伝」で芥川賞を受賞。56年、朝日新聞を退社し、作家生活に入る。67年、吉川英治文学賞、70年、菊池寛賞、90年、朝日賞を受賞。代表作に『ゼロの焦点』『点と線』『小説帝銀事件』など。社会派ミステリーを始め、歴史・時代小説、古代史・近現代史の論考まで執筆は多岐にわたる。作家生活約40年の間に、随筆や日記も含めて約1000編の作品を発表し、編著も含め約750冊の著書を刊行した。92年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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majimakira

12
1960年代後半の脂の乗った時期の松本清張作品復刊。社会経済サスペンスの緊張感と、当時の社会の構造、生活の様子などが興味深い展開から、遠距離の大胆な移動を含む多くの謎を伴うど真ん中の推理小説のそれへと移り、清張文学の醍醐味をまとめて味わえるような作品だった。事件解明の過程は、時代の違いもあり疑問が拭えないところも残ったが、時に戦慄を覚えるような驚くべき転換を見せる展開がやはりすごい。タイトルの通り、葉の表面に見える葉脈の筋が、とても意外な形で別の筋をその下に隠していたかのような、なかなかの転換だった。2025/02/24

たけのうみ

1
32025/03/03

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