出版社内容情報
21世紀の歴史時代小説に新風を吹き込んだ巨編
没後10年、火坂雅志畢生の代表作
「現代社会に通ずる箴言にあふれている」(解説より) 文芸評論家 細谷正充
運命の主・豊臣秀長のもとで才能を開花させた藤堂高虎は、粉河二万石の大名にまで出世を遂げた。だが束の間、秀長が病で急逝してしまう。後継者の秀保も暗殺され主家を失った高虎は秀吉に取り立てられるが、朝鮮出兵など強引な政策に豊臣家の未来に危機を抱く。秀吉の死後、かねて親交のあった徳川家康に仕えた高虎は、天下分け目の関ケ原の合戦で、遂に宿敵・石田三成と対峙する……。己を変革し戦国をしぶとく生き抜いた名将の生涯!
内容説明
運命の主・豊臣秀長のもとで才能を開花させた藤堂高虎は、粉河二万石の大名にまで出世を遂げた。それも束の間、秀長が病で逝去してしまう。後継者の秀保も暗殺され主家を失った高虎は秀吉に取り立てられるが、朝鮮出兵など強引な政策で豊臣家の未来に危惧を抱く。秀吉の死後、かねて親交のあった徳川家康に仕えた高虎は、天下分け目の関ケ原の合戦で、遂に宿敵・石田三成と対峙する…。己を変革し戦国をしぶとく生き抜いた名将の生涯!
著者等紹介
火坂雅志[ヒサカマサシ]
1956年、新潟県生まれ。早稲田大学卒業後、出版社勤務を経て88年『花月秘拳行』で作家デビュー。直江兼続の生涯を描いた『天地人』が2009年のNHK大河ドラマの原作となり、07年同作で第13回中山義秀文学賞を受賞。15年、急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 壺霊 〈下〉 角川文庫