角川スニーカー文庫 貞操逆転世界ならモテると思っていたら〈２〉

陽波 ゆうい【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2025/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 328p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041154366
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

　男女比1:20の貞操逆転世界に転生した市瀬郁人。ようやく親友の留衣が美少女だったと気づいても驚異の鈍感力で相変わらず自分はモテていないと勘違い、無自覚ハーレムを拡大中で!?
「兄さんにはちゃんと綺麗な1番のボクを見てほしいですから」密かに郁人へ想いを寄せる、いとこの玖乃。弟のような関係を脱却して、女の子だと気づいてもらうためのアピールを意識しだして……郁人と一緒に七夕の演劇に参加することに！
　劇団員の女子たちも郁人を意識しまくりな中、イチャイチャな稽古しなきゃだったりで玖乃のキャパは限界になって――!?
　俺の需要が留まらない、常にモテ期の規格外ハーレム!!

内容説明

男女比１：２０の貞操逆転世界に転生した市瀬郁人。ようやく親友の留衣が美少女だったと気づいても驚異の鈍感力で相変わらず自分はモテていないと勘違い、無自覚ハーレムを拡大中で！？「兄さんにはちゃんと綺麗な１番のボクを見てほしいですから」密かに郁人への想いを寄せる、いとこの玖乃。弟のような関係を脱却して、女の子だと気づいてもらうためのアピールを意識しだして…郁人と一緒に七夕の演劇に参加することに！劇団員の女子たちも郁人を意識しまくりな中、イチャイチャな稽古しなきゃだったりで玖乃のキャパは限界になって―！？俺の需要が留まらない、常にモテ期の規格外ハーレム！！

著者等紹介

陽波ゆうい［ヒナミユウイ］
九州の田舎暮らしでカクヨムによく出没するＷＥＢ作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[D]

妹系男装ヒロインである玖乃がメインの巻で、ヒロインレースがさらに激しくなりましたね。あとがきにも書いてありましたが、主人公のかわいさがズルいなと思います。

2025/05/05

[よっち]

男女比1:20の貞操逆転世界に転生した市瀬郁人。ようやく親友の留衣が美少女だったと気づいた彼に、密かに郁人へ想いを寄せるいとこの玖乃がアピールを始める第2弾。相変わらず驚異の鈍感力で自分はモテていないと勘違いしていて、不用意な行動からあちこちで女性の好感度を上げてしまう郁人。彼と弟のような関係から脱却すべく、玖乃が一緒に七夕の演劇に参加する展開で、玖乃の背景も掘り下げていきながら、キャパが限界になっていく彼女がなかなか可愛かったですけど、ヒロインたちが動き出したことでラブコメ展開も加速していきそうですね。

2025/05/02

[れっちん]

ヒロイン“遠坂留衣”、めっちゃ郁人ラブ。デレが素直すぎてヤバい。可愛すぎる。王子様のデレキャラって最強かよ。優勝。 でも今回は負けてない。弟？妹？……いや、まさかの従姉妹、“市瀬玖乃”の覚醒、近すぎて素直になれない。護衛官ゆえに一歩引いてしまう。その距離感がまた、ジレジレで愛おしい。 両者ラブコメ度も爆上がり。 そして今回玖乃もとにかく可愛い。え、これヒロインレースどうすんの？

2025/05/19

[真白優樹]

留衣が独占をある程度止めた事で郁人のたらしぶりが更に上がっていく中、玖乃と七夕祭の演劇に出ることになる今巻。―――この歪んだ世界で、秘する愛を真っ直ぐに。　玖乃が何故郁人の家で暮らしているのか、という事からこの貞操逆転世界の歪みを描いていく巻であり、玖乃という自分の正体を隠している少女が、自分の正体を明かすまでを描いていく世界観の広がりと共に、ラブコメが加速していく巻である。留衣に続いて玖乃もラブコメの舞台に上がり、郁人の中でも思いが変化し始め。その先、千夜も上ってくるか。 次巻も勿論楽しみである。

2025/05/02

[rotti619]

貞操逆転世界モノだが、男女比が1:20という極端な差があるのが特徴。ここまで来ると男性は保護対象になっているのは納得。前巻で郁人の男性護衛官の留依が自分が女であると伝えて明確なアプローチが始まる中、自分を慕う従兄弟の市瀬玖乃（実は従姉妹）と演劇に出る事になって…というお話。相変わらず郁人は自分はモテないと勘違いしているので、女性への距離感を勘違いして無自覚ハーレムを築きつつあるのだが、女性目線で見てもこんな良い奴中々いないよねという気持ちがわかるだけに、この極端な世界線を楽しめるようになっている。

2025/05/22