出版社内容情報
1991年、東京――。万能の願望機とされる聖杯を巡り、各陣営は命がけの戦いを繰り広げていた。
そんな中、神王・ライダーは巨大な神殿構造体を東京湾上に出現させ、セイバー・アーチャー・ランサーの3騎に宣戦布告を行う。
東京を灰燼に帰すことさえ厭わないライダーを倒すべく、決戦へと挑むセイバー。
アーチャーもまた、マスターであるエルザの願いを受け、ランサーと共に巨大神殿へと赴くのだった。
3騎のサーヴァントが神王・ライダーに挑む!
「Fate/Prototype」のスピンオフノベル第4弾!!
内容説明
1991年、東京―。万能の願望機とされる聖杯を巡り、各陣営は命がけの戦いを繰り広げていた。そんな中、神王・ライダーは巨大な神殿構造体を東京湾上に出現させ、セイバー・アーチャー・ランサーの3騎に宣戦布告を行う。東京を灰燼に帰すことさえ厭わないライダーを倒すべく、決戦へと挑むセイバー。アーチャーもまた、マスターであるエルザの願いを受け、ランサーと共に巨大神殿へと赴くのだった。
著者等紹介
桜井光[サクライヒカル]
「Fate/Grand Order」や「Fate/Samurai Remnant」などのゲームシナリオの執筆(後者では監修も)を担当。また、ゲームの企画・シナリオ、アニメの脚本、漫画原作など多岐にわたり活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
水無月冬弥
3
哀しい女たちの物語でした。しかし、この聖杯戦争、「これもすべて沙条愛歌って奴の仕業さ」てくらい、いらんなところに波紋を広げていますね。それにしてもエルザがかわいそうすぎる……、令呪さえ宿らなければ……2025/02/04
ハッピー
2
アーチャーとそのマスターエルザ・西条.ランサーとそのマスターナイジェル・セイワード.ライダーの神殿に招かれたセイバー以外の今まで多くを語られなかった二騎を描いた第4弾.愛歌陣営以外居なくなったのでどう終着するのか気になります.2024/12/29
キュー
0
4巻はアーチャーとランサーが中心の話。前巻までより時系列がそんなに行ったり来たりしてないからかかなり読み易くなってたかな。やっと面白く感じたかも(笑)。そして女達がみんな涙しているラストは哀しい。女達の機微を描いていたせいかもう少しアーチャーを掘り下げて欲しかった様な気がした。そしてラスト前にタツミが出てきた意味はこれはどういう事なんだろうと思ったけどまぁ最終巻を読めば分かるのか。フラグメンツであるから語られない可能性もあるのかなと不安になるけど。普通の話の流れで書いて欲しかった物語だなと改めて思う。2025/03/12
細川 カヲル
0
全5巻折り返しを少し通り越した頃という事もあって物語は奇妙な日常から殺しが必要となってくる儀式という側面が強く出始めたなという印象。別作品でお馴染みのサーヴァント達の意外だった一面をじっくりと知ることができて更に愛しくなったけれど、今まで断片的な情報しか知らなかった(場合によっては全くの未知数)マスター達にも目が離せない。私としては弓マスさん、見た目の可愛さと職業、その上ここに来るまでのギャップが濃い。 そういえばとても今更だけど、ここまだ20世紀だったんだなという描写がちゃんとあるのいいよね。2024/12/31