角川文庫<br> 白痴

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角川文庫
白痴

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  • サイズ 文庫判/ページ数 128p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041152508
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

一風変わった家がある。戸口が見当たらず、あるのは格子の嵌った窓ばかりで無用の者の侵入を嫌っている。そこに住む女――白痴女房もまたおかしな人間であった。人間なら誰しも備わっている理知の光が、女の顔からは欠片一片ほども感じられないのだ。その醜悪さに耐えきれず、伊沢はじっと空襲を待った。
戦争が、女を殺すのを見届けるために――。


内容説明

一風変わった家がある。戸口が見当たらず、あるのは格子の嵌った窓ばかりで無用の者の侵入を嫌っている。そこに住む女―白痴女房もまたおかしな人間であった。人間なら誰しも備わっている理知の光が、女の顔からは欠片一片ほども感じられないのだ。その醜悪さに耐えきれず、伊沢はじっと空襲を待った。戦争が、女を殺すのを見届けるために―。

著者等紹介

坂口安吾[サカグチアンゴ]
1906年(明治39年)、新潟生まれ。東洋大学印度哲学倫理学科卒業。46年に発表した「堕落論」が反響を呼び、続く「白痴」によって太宰治、織田作之助らとともに新文学の旗手として文壇に特異な地位を築く。55年、脳出血により48歳で急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

くろうさぎ

19
新潮文庫の『堕落論』を読んでいる途中でタイトルは昔から何度も耳にしていたのに未読の表題作が気になって、こちらを先に読了。ゆっくり読んでいたら100分をはるかに超えてしまいましたが、4篇もあってお得な一冊でした。「白痴」は毎日が生きるか死ぬかの極限の中で精神を正常に保つのも困難だろうに男が妙に冷めた感じがするのは、そんな風にふるまわないと頭がおかしくなりそうだからなのか…。なるようになるさ的に生きていくところが逆に頼もしく思えたし、今この瞬間だけを生きている実感が溢れていました。「行雲流水」もよかったです。2025/10/30

カツ

16
「行雲流水」はなかなか良かったけど、「白痴」と他短編2作はなんだかよく分からなかった。全体を通して「気違い」「白痴」「ウスバカ」など遠慮のない言葉が頻発して時代を感じさせた。死に対しても隠そうとするのではなく、もっと人々の身近にあったのを思い出させる。現代は臭い物には蓋をしてしまうからな。2025/11/12

桜もち 太郎

16
日本の敗戦が近い東京大空襲でのできごと。映画会社に勤める伊沢のもとに、隣に住んでいた白痴の女が潜り込んできた。「生命の不安と遊ぶことだけが毎日の生きがいだった」そんな伊沢の精神状態の中、白痴の女の肉欲をどう扱ったらよいのか。生と死の狭間の葛藤。死ぬときは一緒。「俺と俺の隣に並んだ豚の背中に太陽の光がそそぐだろうか」。他作「私は海を抱きしめていたい」は肉体の喜びを知らない女と、一人の女では満足できない貪欲な男の物語。自分の肉慾の小ささが悲しくなる物語。なんとなくわかる自分がいた。悲しかった。→2025/04/29

猫雪

8
笑える作品もあって面白かった。風刺と哀愁、どうしようもなさの中にユーモアを感じる作品が多い印象。「白痴」なんかは終戦の翌年にこれを発表しているのだから凄い…。個人的には「行雲流水」が特に好き。言い回しがいちいち面白くて。2025/09/15

お晩で、すげち

6
遅読の自分でも100分で読めるのか、試したく読んだ。白痴とはバカという意味だと思っていたが、かつての知的障害の程度の言葉と後で知った。ただ本に書かれたのは、何も考えない、ほうけた、ぼけっとした人という動物という印象だった。新入社員のころ、上司に言われたのを覚えている。読もうと思ったきっかけでもあった。印象に残った文「人が物を捨てるには、たとえば紙屑を捨てるにも、捨てるだけの張り合いという潔癖ぐらいはあるだろう。この女を捨てる張り合いも潔癖も失われているだけだ。…生きるための、明日の希望がないからだった。」2026/02/12

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