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出版社内容情報
特集は「アラマタ伝 ―帝都物語40周年―」。荒俣宏×佐野史郎対談、「帝都物語」最終話の構想、荒俣宏年表など。表紙は丸尾末広による描き下ろし。連載も本誌でしか読めない豪華執筆陣。お化けを愉しみ、お化けを読むなら「怪と幽」!
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特集 アラマタ伝 ―帝都物語40周年―
1985年、荒俣宏による「帝都物語」シリーズの第1巻『帝都物語1 神霊篇』が刊行された。百年にわたる日本の歴史を、科学・都市計画・風水まで、著者の英知を注いで作られた本シリーズは大ヒット。実写映画化、OVA化もされ、社会現象を巻き起こした。陰陽道・神秘学などの知識を物語に取り込み社会に広く浸透させ、40年を経た今もなお、様々な作品や文化に多大なる影響を与えている。著者の荒俣氏自身も、幻想文学、図像学、博物学と、誰もが把握できないほど深淵な博覧強記ぶり、そして奇行の数々で知られ、今も変わらず各界をざわつかせ続けている。本特集では「知の巨人」、荒俣宏が社会に遺してきた数々の伝説と、今後の活動に迫る。
【対談】荒俣 宏×佐野史郎 「『帝都物語』をつくった我々は、一体何者だったのか」
【寄稿】峰守ひろかず 「小説『帝都物語』ガイド」
【インタビュー】りんたろう 「OVA『帝都物語』シリーズ監督が語る 魔魅の「帝都」」
【寄稿】荻堂 顕、柴田勝家 「帝都・伝奇・退魔の遺伝子」
【インタビュー】岸川雅範 「神田明神・禰宜から見た 「将門」と「帝都」」
【年表】荒俣宏年表 伏屋 究
【寄稿】「私は見た! アラマタ伝説」 あがた森魚、大竹真由、風間賢二、鹿島 茂、京極夏彦、鴻上尚史、小松和彦、坂上治郎、下中美都、野村芳夫、藤森照信、横尾忠則
【インタビュー】荒俣 宏 ロングインタビュー 「荒俣宏という方法」
【目録】アラマタ所蔵本大放出
【エッセイ】荒俣 宏「40周年目の帝都物語計画」
●表紙 丸尾末広描き下ろし 荒俣 宏×「帝都物語」