角川文庫<br> 牡丹と獅子―双雄、幻異に遭う

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角川文庫
牡丹と獅子―双雄、幻異に遭う

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041151181
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「眠らずの獅子」の二つ名を持つ劉英傑(りゅう・えいけつ)は、乾帝国の南の辺地、神仙が住む山と言われる白淵山の麓にある龍渦城市で便利屋を営んでいる。
英傑は、水神様の祟りと噂される事件解決を依頼されたことをきっかけに、白淵山に住む「百華道士」こと丁洛宝(てい・らくほう)の噂を聞く。
彼は牡丹のように美しい顔立ちをしているが、大の人嫌いでめったに人前に出てこず、さらに彼と目が合うと死ぬ――のだという。
図らずも洛宝と接触した英傑は、彼の近寄りがたいほどの美貌に反した毒舌と、中身の率直さに興味を持つ。
怪力乱神がらみの事件を解決する便利屋となれ、と元締めから背中を押された英傑は、炊事洗濯なんでもござれの特技を活かし、半ば強引に食客として洛宝の庵に居座りつつ教えを請うことに。
初めは英傑を疎んでいた洛宝だったが、英傑に持ち込まれる幻異事件を共に解決していく羽目になってしまう。
次第に相手のことを密かに面白く感じていく2人だが、それぞれ消えない過去の「傷」を抱えていて……?

内容説明

便利屋の劉英傑は、水神の祟りとされる事件をきっかけに丁洛宝という道士の噂を聞く。牡丹さながらの美貌だが、人嫌いで、さらには目が合うと死ぬという。だが英傑は、毒舌ながら裏表のない洛宝を面白く思い、怪異がらみの便利屋仕事で教えを乞うことに。洛宝は強引に居候となった英傑を疎ましく思いつつも、事件を共に解決するうちに興味を抱き始める。しかし2人には、それぞれ消せない過去の傷があって…。中華風ブロマンス!

著者等紹介

翁まひろ[オキナマヒロ]
千葉県出身。中国雲南省での語学留学、NGOでの国際協力活動等を経て、現在は埋蔵文化財業務に従事。発掘作業員として働くかたわら、小説を執筆。2023年、第8回角川文庫キャラクター小説大賞“大賞”“読者賞”をダブル受賞した『菊乃、黄泉より参る!よみがえり少女と天下の降魔師』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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冬野

12
作者さん二作目。中華風バディファンタジー(志怪小説というジャンルらしい)。同性バディものとしてかなり高水準では。反目しつつ互いの傷を見せられる関係になっていく男二人っていいよね。洛宝の美貌が生きる上で枷になってるのも、さっぱりした性格の英傑の方が過去の闇が深いのもいい。虎の子みたいな精怪の斗斗が健気可愛い、なぜ絵がないのか。讖が見せる恐ろしくも美しい光景が印象的。提示された大きな謎を単巻でしっかり解決してくれる作品、大好き。ブロマンスを狙いすぎかなというシーンもあるが満足度が高く面白かった。星:4.5/52024/08/22

イカまりこ

10
毒舌美人道士と眠らない便利屋のバディもの。帯に書かれたブロマンスという単語は読者の期待を上げてしまうのでやめた方がいい。普通にバディです。今のところ。お話自体は二人の生い立ちから来る傷と向き合いながら依頼をこなしていくもので王道的ではある。もふもふ要素もあるのでお好きな人もいるのではないだろうか。私的には毒舌美人道士が汚部屋の住人だったのがギャップで好き。酔うと素直になるくせに酒呑み対決を持ちかけるとこもかわいい。これは売れたら続きが出るやつ?ブロマンスというからには続きでもう少しトキメキをください。2024/08/06

葵上

6
おもしろい。ほどよいバランスがいい。ブロマンスの具合もかなりよい。友情よりも厚く、恋愛感情ではない。 中華風だけど、凝りすぎてなくて読みやすく。登場人物もキャラがたってるけど、ほどほどで。 続編ほしい。斗斗はグッズ化されれば買っちゃうかも。斗斗のスピンオフ読みたいな。2024/08/07

てみさま

4
便利屋の劉英傑と道士の丁洛宝が出会い、それぞれの過去を乗り越え、タイトルの通り『牡丹と獅子』のバディになる話だった。おもしろくて、あっという間に読了。途中から登場した李少鬼のセリフが、喋り方のせいで中尾隆聖さんの声になり私の脳内で再生(笑)精怪の斗斗がモフモフ扱いで可愛いかった。2025/03/16

小説を読む人

2
ドラマみたいだった。モチーフは見覚えがあるものが多かったが、物語に起伏があっておもしろかった。雑なところもあったが、あまり気にならなかった。続編が出てほしい。2025/04/12

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