角川文庫<br> 失われた岬

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角川文庫
失われた岬

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  • サイズ 文庫判/ページ数 656p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041150092
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ノーベル文学賞を受賞した作家・一ノ瀬が、授賞式前日に失踪した。彼の足取りを追った担当編集の相沢は、北海道のある岬の存在に辿り着く。その岬では30年ほど前から何人も消息不明になっており、得体のしれない薬草の噂まで流れていた。相沢は過酷な道のりの果てにようやく一ノ瀬を見つけ出すが、すでに彼は変わり果てた姿になっており……。人を人たらしめるものとは何か。生きる意味を問う、戦慄のサスペンス・ミステリ!

内容説明

ノーベル文学賞を受賞した作家・一ノ瀬が、授賞式前日に失踪した。彼の足取りを追った担当編集の相沢は、北海道のある岬の存在に辿り着く。その岬では30年ほど前から何人も消息不明になっており、得体のしれない薬草の噂まで流れていた。相沢は過酷な道のりの果てにようやく一ノ瀬を見つけ出すが、すでに彼は変わり果てた姿になっており…。人を人たらしめるものとは何か。生きる意味を問う、戦慄のサスペンス・ミステリ!

著者等紹介

篠田節子[シノダセツコ]
1955年東京都生まれ。90年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。97年『ゴサインタン―神の座―』で山本周五郎賞、『女たちのジハード』で直木賞、2009年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞、11年『スターバト・マーテル』で芸術選奨文部科学大臣賞、15年『インドクリスタル』で中央公論文芸賞、19年『鏡の背面』で吉川英治文学賞を受賞。20年紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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バイクやろうpart2

32
篠田節子さん作品13作目です。久しぶりの篠田さん作品、冒頭から不可解な失踪、足取りを追った先は、最果ての岬、危険な匂いに引きずりこまれます。その岬は欲望の果て、時を超えて、人間が持つ欲望を、これほどのスケールで描く篠田ワールドに、どっぷり陶酔させて頂きました。2024/12/18

nori

5
Even this author she could not foresee 2025 world from the time of writing around 2018, especially Russian invasion to Ukraine. If she included dividing world in this novel, how she depicted the back ground of this story?

後ろのお兄さん

4
ディカプリオの映画で有名になった、アレックス・ガーランドの「ビーチ」を彷彿とさせるパラダイスロストの物語。ただ、ガーランドとはっきり違うのは、その「パラダイス」は本当にパラダイスなのか、という疑問も突きつける点。 欲望がなくなることは生き続けることを放棄することにも繋がる。きっとそうなんでしょう。 細かいところでなるほどね、と思ったのは、栂原清花が年齢に比して若く見えたところ。カロリーレストリクションは長生きに繋がる。けど、発現が制御される遺伝子の要素に分けようとするとうまく機能しない。生薬かよ笑2025/01/24

ayumi

3
一言で言い表すのが難しい本だった。生とは何か、死とは何か、考えさせられる。私は愛子のように、死ぬまでたくさんのものを心と体にため込んで生きていきたいと思う。俗世的でもそれが一番人間らしいと思う。何にも心が動かされず、ただそこに在るだけの生き方はしたくない。この本を読んで、ヒロポンをネットで調べてみて戦時中から戦後の日本史を別の角度から知ることができてとても勉強になった。薬は使い方次第で毒にも薬にもなる、今では当たり前の考え方も時代が違えば変わってくるんだと改めて感じた。2025/01/31

らんちあ

2
ちょっと、緩慢2025/04/29

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