角川スニーカー文庫 なぜかＳ級美女達の話題に俺があがる件〈３〉

脇岡 こなつ【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2024/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 292p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041149782
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

「やっぱり男ができると違うのかな」「それを言うなら結奈さんだってお洒落により敏感になってるじゃないですか」
　《Ｓ級美女》の色恋話と彼女たちの話に聞き耳を立てている男子たちで教室内が盛り上がる一方、沙羅だけでなく結奈にも正体がバレそうになり焦りを隠せない赤崎晴也。そんな中、栄華高校の文化祭《栄華祭》の実行委員になった小日向凜と晴也はクラスの出し物を決めたり、定例会に出席したりと、忙しい日々を送っていた。
　そんなある日の放課後、凜の中学時代の同級生に遭遇した二人。すると凜は自分の身体を抱きかかえ顔色が悪くなり……。

内容説明

「やっぱり男ができると違うのかな」「それを言うなら結奈さんだってお洒落により敏感になってるじゃないですか」“Ｓ級美女”の色恋話と彼女たちの話に聞き耳を立てている男子たちで教室内が盛り上がる一方、沙羅だけでなく結奈にも正体がバレそうになり焦りを隠せない赤崎晴也。そんな中、栄華高校の文化祭“栄華祭”の実行委員になった小日向凜と晴也はクラスの出し物を決めたり、定例会に出席したりと、忙しい日々を送っていた。そんなある日の放課後、凜の中学時代の同級生に遭遇した二人。すると凜は自分の身体を抱きかかえ顔色が悪くなり…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

赤崎晴也への恋心を自覚してますます魅力的になっていく沙羅と結奈。今度は文化祭の実行委員に指名されて小日向凜と忙しい日々を送る第3弾。クラスの文化祭実行委員に立候補した凜に指名されて、一緒参加にさせられることになった晴也。クラスの出し物を決めたり定例会に出席したりと、忙しい日々を送る中で意外な一面を垣間見せる凜と、彼女に悪意を抱く中学時代の同級生に遭遇した二人。輝きを増す沙羅と結奈に焦燥を募らせる凜の過去も明らかになってゆく中で、彼女を支えて悪意から守り背中を押す晴也のフォローがいい感じに効いていましたね。

2024/06/29

[rotti619]

主人公が学校の3大美女をナチュラルに落としていたお話第3巻。3人目の小日向凛がメインの内容で、カフェの店員と客ではなく、クラスメイトとして栄華祭の実行委員となって進行する流れ。実は凛にも秘密の過去があり、その劣等感から様々なトラブルが発生するも、晴也が男前に解決するので、陥落するのは致し方なしか。晴也の正体を知っているのは沙羅だけというのがポイントで、あとの2人は出先で会うイケメンが晴也だと知らないことから、今後修羅場になることが予見される。今回の栄華祭の話の出来が良かったので、今後も楽しみ。

2024/07/20

[れっちん]

とりあえず、読み始めた時には、ありゃーまた超拗れ主人公か。。。。と思って脱落しそうになったが。。。 この主人公『赤崎晴也』が無意識レベルでS級美女を救う話。 この救い方が結構絶妙で、巻を読み進める中で面白さが増す。 あれ？こういう格好いい主人公好きじゃんと。 でも、ヘタレ（拗れ）すぎなんだよなーと個人的にはかなり感情板挟み作品 さて、3巻で一巡しちゃったので、この重婚許されざる日本でどうこのS級美女の感情を落着させるのか？ 4巻、乞うご期待

2024/07/07

[のと]

さて3人目のヒロイン凛の巻でした。背中を押して無意識に落としていく主人公、強い。個人的には結奈が好きですが、ヒロイン3人を攻略した先に待っているのはいったい何なのか次巻も期待です。

2024/07/21

[葛宮詠]

おもしろかった

2024/06/29