角川ホラー文庫<br> 怪談狩り まだらの坂

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角川ホラー文庫
怪談狩り まだらの坂

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041149614
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

警察官たちには、そのまま報告書を提出できない説明不可能な事件の記録がある――深夜に起きた交通事故が奇妙すぎる「物損事故」。ある夏の日に、突然町に蔓延した異臭と、住宅街の坂道が白と黒のまだら模様になっており、その正体に震撼する「まだらの坂」。独居老人の孤独死をめぐり、アパートの住人たちの証言が微妙に食い違っていることが、不気味な真実を浮かび上がらせる「周りの証言」。四国の山奥に生物観察に行った大学院生が、人の気配のない村に迷い込み無気味な怪異に遭遇する「靴」など、実話怪談の先駆者が放つ、選りすぐりの恐怖。

内容説明

警察官や役人が遭遇する事件には、事実を報告書に書くことができない不可解なものがあるという―深夜に起きた交通事故の状況が奇妙すぎる「物損事故」。独居老人の孤独死をめぐり、マンションの住人達の証言と状況の違いが不穏な「周りの証言」。突然町に蔓延する異臭と、坂道を埋め尽くしたものの正体に震撼する表題作など。日常を侵食する怪異に気づいてしまった恐怖を丁寧に掬いあげる。怪異蒐集家が放つ選りすぐりの実話怪談。

目次

静寂
ドールハウス
お姉ちゃん
物損事故
まだらの坂
周りの証言
これで終わりにしましょう
幽霊の臭い
出口を求めて…

第二オペ室
おじいさん先生
除霊
恩賜のタバコ
タバコの火
福の神
大入り
作業場
工事現場
機械室〔ほか〕

著者等紹介

中山市朗[ナカヤマイチロウ]
兵庫県生まれ。怪異蒐集家、オカルト研究家、放送作家。作家育成塾「作劇塾」の塾長を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねりわさび

87
全66話の短編怪談集。数多ある怪談本の中では現時点で最も恐怖度数が高い。各話ともほぼ怪奇の正体を明かすことなく、寧ろその正体が明らかにできないゆえの唐突な終わり方で締めている。夏場ですので読むには旬だと思います。面白かったですね。2024/07/30

yukaring

71
怪異募集家による実話怪談66編。実話なのでオチも解決もない静かな語り口がシワジワ恐い。死亡推定時刻とマンション住人たちの目撃証言が食い違う「周りの証言」警察官が報告に書くことができない不可解な状況下の事故「物損事故」初めて行ったお店で常連扱いをされる不可解「瓜二つ」なぜか修理をしてもすぐに音が出なくなるピアノの謎「ピアノの修理」など少し不思議なものからほっこりするもの、ゾッとさせられるものまでバリエーション豊富なラインナップ。日常からほんの少しズレて容赦なく侵食してくる怪異。夏の夜にピッタリの1冊だった。2024/08/10

ヒデキ

61
中山さんの年に1回のプレゼント 面白く読ませて貰いました 現実と別の世界とのずれが色々な形で起きている 中山さんの語り口で引っ張られているのですが、 彼の話の構成に改めて面白いと思ってしまいました。 「スズキユウイチ」彼は、いつまで生きなくてはならない んだろうと思って読んでいました2024/09/04

キナコ

30
初作者さん。シリーズものとは知らなかったが、短編集のためどこからでも読める。はっきりとしない怪異やなぜおきたのか分からない日常の合間からみえる怖さが書き連なっている。表題の話も意味が分からないが人間が出来ることではないことが分かる分怖さが倍増する。スキマ時間にもピッタリだし、今後読み進めて行こうかな。2024/09/01

うなぎ

26
Amazonで発売日に買おうとしたら売り切れてて、やっと読めた本。予約しとけばよかった。この巻は終盤のノブヒロさんの後日談がひたすら不気味。以前みたけど映画版をまた観たくなる話だった。2024/08/14

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