角川ホラー文庫<br> 真景拝み屋怪談 蠱毒の手弱女“天”

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角川ホラー文庫
真景拝み屋怪談 蠱毒の手弱女“天”

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  • サイズ 文庫判/ページ数 480p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041149379
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

さようなら。ありがとう。また会う日まで――

拝み屋・郷内心瞳が、相談客の裕木真希乃から受け取った取材レポート。
いわゆる「怪談実話」を取材した膨大な記録「念珠怪談」に、度々現れ続けた不気味な女・霜石湖姫は、自らの家に裕木を留め置いているという。
歪められ、踏みにじられ、しかして圧倒的な力で稀代の魔人と成り果てた霜石湖姫。
すべての凶事の原因は自分にある……郷内は裕木を救い出すため、死の恐怖に打ち震えながらも霜石家に向かう。
道中、郷内はかつて自らが調査に関わった、消失した村落「浄土村」でのおぞましい体験を思い起こしていた。

終わらぬ「花嫁」の祟り、浄土村に蔓延る異形と陰謀、霜石家に集められる呪物の数々。
後には退けぬ地獄への道へ絡め取られた郷内は――

「めでたしめでたし」にはほど遠い、「拝み屋怪談」完全完結編、第一部。
拝み屋郷内、最後の怪談始末。

内容説明

拝み屋・郷内が相談客の裕木から受け取った取材記録「念珠怪談」。200話に及ぶ怪異譚に姿を見せ続けた稀代の霊能師・霜石湖姫は、裕木を不穏極まる儀式に協力させようとしていた。裕木解放の条件は、郷内の許にいる“白無垢の魔性”を手中に収めること。郷内は魔窟と化した霜石邸へ向かう…。消えぬ花嫁の障り、鵺神と呼ばれる呪具の数々。異形を集める湖姫の真の目的とは。「めでたし」にはほど遠い、最後の怪談始末、第一部。

著者等紹介

郷内心瞳[ゴウナイシンドウ]
1979年、宮城県生まれ。郷里で拝み屋を営む。2013年、「調伏」「お不動さん」の2作で第5回『幽』怪談実話コンテスト大賞を受賞。受賞作は『怪談実話コンテスト傑作選 お不動さん』に収録されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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眠る山猫屋

54
誰が今回の敵となるのか判らないのは山猫屋のボンヤリとした記憶力のせいとして、いよいよカウントダウンが始まった“拝み屋怪談”シリーズ。力を失ったままの郷内先生を待ち受けるのは、UFO案件とカルト?同時進行する鵺神回収と蠱毒を行う湖姫たち。その密接な繋がりが次第に明らかになってくるのだが、キーワードはあのタルパである“カナエ”。ある意味スター・システムであり、オールスターキャスト。とりあえず最初のUFO絡みの事件は解決したけれども・・・ちょっと間を空けて第二部へ進もう!2025/06/24

あたびー

35
郷内さんの本、久しぶりに読んだので、以前から出ているひとたちが繋がらなくて困った。小学校低学年の時に父親が入院するので宮城県の知人の家に預けられた杏は、そこで不思議な体験をしたが、何年もその事を忘れていた。能力を失った状態の郷内さんを含め数人の女性霊能者たちでその場所がどこか訪ね歩くがなかなか見つからない。一方、郷内さんが作ってしまったタルパと白無垢の悪霊が合体したものを力として取り込もうと画策する霊能者霜石湖姫のストーリーも並行して語られる。一応実話の体だけど、創作のつもりで読んだ。だってすごいんだもん2025/09/02

みっち

9
リアルタイムに著書を読んでる私も時系列がこんがらがっております…笑。 緋色の女、奈落の女に続く本作。 登場人物はお決まりの、あの人やその人!アベンジャーズ並にキャラクターが好き。 最近カルト系ホラーが多いけど、まさか郷内さんのカルト系ホラーが読めるとは感無量。続きは1ヶ月後とのことなので、正座して待ちます。2025/03/30

お咲さん

7
待望の新作。前回、謎のままで終わっていたことの続きを描きつつ、それと間接的に交わっている別事件を追うことになる。回を重ねるごとに、アベンジャーズ感が増している上、どこまで本当なのかわからない曖昧模糊感も増している。モニュメンタリーなのか、実録なのか。境界線があやふやなところがすでに怪談、怪異なのかもしれない。ただ、次巻へ続く終盤における緊張感がとんでもなく重たい。懐かしい面々と共に、どうかあんまり無理してくれるなよ、先生!と願わずにはいられない。皆にとって良い結末を迎えられますように。御身大事に!2025/07/30

たきゅーん

6
蠱毒の手弱女3部作の第1作目。 この作品には新潮文庫nexや週刊ジャンプの漫画の原作でありそうな呪術を駆使したアクションシーンがあって吃驚! 霜石湖姫とその一派が失われた鵺神を取り戻した後に、鵺神を使ってある計画を発動させるパート。 「小さい頃にUFOでさらわれた男の子を見た」という女性からその謎の解明を依頼された三代目浮舟桔梗と郷内心瞳さん一派のパート。 そこに郷内心瞳さん自身が収集した短めの実話怪談を散りばめつつ、それらを編んで、神社にある太いしめ縄のような作品の出来上がり! もう極太です!!2025/05/10

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