出版社内容情報
『県庁の星』の著者が贈る、超高齢化時代に必読のエンディング小説.。終活サロンに集う終わりに直面した老若男女のそれぞれの「終活」は、悔いのない人生を終えるための準備の物語でもあった。
1.鷹野亮子 55歳……独身・子無し・仕事一筋で生きてきたキャリアウーマンの「終活」/2.森本喜三夫 68歳……憧れの長兄が認知症になった後期高齢者三兄弟の三男の「終活」/3.神田 美紀 32歳……仕事と育児に母親の介護が重なり絶望するシングルマザーの「終活」/4.原優吾 33歳……突然のガン宣告で人生が一変した若き天才シェフの「終活」/5.三崎清 53歳……70歳で貯金ゼロの未来予想図を突き付けられた終活相談員の「終活」。なんとなく、後回しにしがちな「終活」。エンディングノート、遺書、相続、お墓。人生のしまいかたのヒントが満載の実用「終活」小説。
内容説明
定年間近の女性会社員、長兄が認知症になった高齢の3兄弟、余命僅かな天才シェフなど、終活サロン・満風会には今日も「死」を意識した人々がやって来る。終活相談員の三崎清は1冊のノートに「自分史」を書くように言う。彼らはとまどいながらも、立ち止まり、自分のこれまでを振り返る。人生を見直すこと、それは残りの人生を後悔なく自分らしく閉じるための準備でもあったのだ。超高齢化時代必読のエンディング小説。
著者等紹介
桂望実[カツラノゾミ]
1965年、東京都生まれ。大妻女子大学卒業。会社員、フリーライターを経て、2003年『死日記』で、「作家への道!」優秀賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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