角川文庫<br> 領怪神犯〈3〉

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角川文庫
領怪神犯〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041148358
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

役所内に秘密裏に存在し、「領怪神犯」を調査し“記録”する機関、領怪神犯特別調査課。

ここに新たに穐津(あきつ)という新人が配属されてきた。
どこか世間離れしていてつかみどころのない印象だが驚異的な記憶力を持つ彼女は、片岸と宮木と共に調査を行う内に、徐々にチームに馴染んでいく。
だが、穐津はかつて宮木が所属していたのと同じ「ある部署」から来たと言い、宮木に意味深な接触をしてきて――。

その一方で、課の上層部である切間(きるま)は、片岸と宮木による「知られずの神」についての調査が、前回も空振りに終わったことを重くみていた。
特別調査課の唯一にして全ての指針である、領怪神犯の『記録』。
それすらも叶わない現状を打破し、この神による失踪者捜索に踏み切るため、調査体制を大幅に変えることを決める。
これまでは現地に赴かなかった、課の創設期からの上層部メンバーである梅村、江里、六原も加えた大々的な実地調査を行うことになり……!?

人智を超えた神々の超常現象に対峙する人間たちの物語が辿り着く先とは。
圧倒的スケールで贈る三部作、ここに堂々完結!

内容説明

領怪神犯を記録する秘密機関、特別調査課。幹部の切間は、片岸と宮木による「知られずの神」の調査が不発に終わったことを受け、上層部も加わっての大々的調査を宣言する。人々の失踪にも関わる危険な神との対峙が始まる一方、宮木は調査から帰還後、大切な記憶を失ってしまっていた。そんな折、穐津という謎めいた新人が配属される。彼女は宮木が忘れている何かを知っているようで…。切実な祈りが胸を打つ、感動の完結編。

著者等紹介

木古おうみ[キフルオウミ]
2022年、第7回カクヨムWeb小説コンテスト“ホラー部門”大賞とComic Walker漫画賞をダブル受賞した『領怪神犯』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろこ

115
感無量の一冊。面白さとせつなさのブレンド、涙の終幕に感無量。神と人間が織りなす世界を描いたシリーズの最終巻は宮木調査員の視点で綴られ、それだけでせつなさが込み上げる。何がどうなるのか止まらない面白さ、登場人物誰もの言動に耳を傾けずにはいられない緊張感もあった。中でも新たに配属された穐津、彼女には終始神経が研ぎ澄まされたな。掴めそうで掴めない遠い記憶の断片が舞い散るたびに胸がつまり、諸悪の根源に惑わされ核心に迫る過程は息をのむほど魅せられた。護りと祈り、それだけで創られる世界ほど神々しいものはない、と思う。2024/06/13

えにくす

101
領怪神犯特別調査課の活躍を描く、感動の完結編。民間の失踪者の捜索や神の究明の為、調査が強化される。宮木は片岸や新参の穐津と組んで、各地の不可解事件に当たる。何と言っても人を牧場のように育てて喰う「豊穣の神」が怖かった。そして遂に領怪神犯の本拠地が東京に有る事を掴み、地下より侵入する。そこで遭遇した恐るべきラスボスの正体。こんな巨大な敵を倒す事が出来るのか?調査課メンバーの運命や如何に?そして判明した神々の秘密とは!感動の大団円を迎えるが、ラストはホロ苦い。謎に包まれた神秘の世界へ、さあ旅立とう。★4.32024/05/11

yukaring

93
いよいよ三部作の完結。「領怪神犯」特別調査課の抱える秘密、国の中枢におわすものに関する全ての謎が明らかになる壮大な物語。「知られずの神」を大々的に調べる事になった特別調査課の面々。しかしそれはとても危険な任務の始まりだった…。凶悪度を増した神々と対峙して知るおぞましい事実。過去と現在が交差、何が真実なのか戸惑う片岸や宮木たちは真相に辿り着けるのか?そして神の意思と人間の思惑が絡み合い向かっていく先は破滅なのか救いなのか?切実な祈りが織りなす美しく切ないラストが圧巻。この続きがもう読めないと思うと寂しい。2024/05/09

aquamarine

76
三部作完結編。「知られずの神」についての調査失敗から、幹部切間は上層部の梅村、江里、六原を現場に投入する。過去を知っているから彼らへの見方も変わるし、記憶力抜群の新人・穐津も気になり物語に没頭した。さあ、上が隠し匿っていたものは?記録だけでは済まなくなった彼らが動く。それぞれがすべきことをした瞬間をもっと見たかった。…神々を人間がどうこうしようなんてそもそもが恐れ多い。全てが収まったあとの世界の優しさとほろ苦さが胸に痛かった。もっと長いシリーズにもできたと思うが、3冊にまとめた作者に脱帽。とてもよかった。2024/05/14

眠る山猫屋

73
神々とは云え、それは記紀に描かれたような祀ろわぬ“さえばなす神々”。神々に善悪は無く彼岸の彼方におわしめす存在・・・かと思いきや!?神の力に縋る人間たちに利用され利用する共依存、世界改編の力、そして更なる神々を産み出す力。きっと悪意などではなかったのだろう、だが人間の欲望はなかなかに抑え難い。それでも人間に力を貸してくれる神々も。もしかしたらそこには意思など無く、ただ単に力の指向性なのかもしれないが。宮木の目から見た新しい世界が、これからもずっと平穏で有り続けますように。2024/06/20

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