出版社内容情報
土の精霊が守護するこの国の庭を管理する庭師は、「影」の存在。
新米庭師のアゼリアも人目を避けて暮らしている。
ある夜、社交界の花形騎士・ディモルが精霊の呪い持ちだと知り!?
秘密を守る対価に始まった真夜中のお茶会で彼の優しさに惹かれるアゼリア。
そんな時、土の精霊に死が訪れ!?
「きみが育てた花を見たい」蔑まれていた自分にそう笑う彼のため、アゼリアは立ち上がる。
孤独な少女と騎士のラブ・ファンタジー!
内容説明
土の精霊が守護するこの国の庭を管理する庭師は、「影」の存在。新米庭師のアゼリアも人目を避けて暮らしている。ある夜、社交界の花形騎士・ディモルが精霊の呪い持ちだと知り!?秘密を守る対価に始まった真夜中のお茶会で彼の優しさに惹かれるアゼリア。そんな時、土の精霊に死が訪れ―「きみが育てた花を見たい」蔑まれていた自分にそう笑う彼のため、アゼリアは立ち上がる。孤独な少女と騎士のラブ・ファンタジー!
著者等紹介
雨傘ヒョウゴ[アマガサヒョウゴ]
9月26日生まれ、O型。兵庫県尼崎市出身。『強制的に悪役令嬢にされていたのでまずはおかゆを食べようと思います。』(Kラノベブックスf)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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十六夜
5
王宮で影と呼ばれる庭師のヒロイン。亡くなった先代の後を継いでいたが、その先代を訪ねにある騎士がやってくる。ヒロインは影である以前に自分の瞳を見られるとおびえられるという経験もあり最初は遠慮がちだったけど、という感じ。特に大きな事件もなく夜だけのほのぼの逢瀬が続くけれど、謎になっていることも多く伏線が明かされるまでが長いので途中から読むのが少しつらかった。途中出ていた悪役っぽい令嬢もいいひとだったから逆に拍子抜けというか。思わせぶりな箇所も多くてすべてがふんわりしていて、どうにも読みづらかった。2024/03/27