出版社内容情報
児童虐待を受けた若者が経験を語る映画「REALVOICE」の監督・山本昌子が、ボランティア活動を通じて向き合い続けてきた若者たちのリアルな声。当事者だから聞ける心の叫びを掬い上げたドキュメンタリー。
内容説明
「叩かれても、ひどいことを言われても、それでもお母さんが大好き」なのはなぜだろう。
目次
つながり続けてほしい。ただいてくれるだけでいい―琴海(24歳)
本当はお母さんに迎えにきてほしかった―杏(19歳)
人生初の親子喧嘩は里親とだった。伝えたい感謝の気持ち―侑珠(24歳)
困る前に助け合える社会であればいい―蓮(20歳)
親を庇う気持ちも、親を憎む気持ちも持っていていい―凜(23歳)
著者等紹介
山本昌子[ヤマモトマサコ]
1993年生まれ、東京都出身。生後4か月から2歳まで乳児院、2歳から18歳まで児童養護施設、18歳から19歳まで自立援助ホームで生活した経験を持つ。児童養護施設出身者の成人をお祝いするボランティア団体「ACHAプロジェクト」の代表を務める。こども家庭審議会こどもの居場所部会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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