出版社内容情報
記憶のない霊体として目を覚ましたアンジュは、
自分が見えるらしい怪盗・レイヴィンに出会い、彼を手伝うことに。
怪盗の今回の標的は、この国一番の歌姫・セラフィーナ。
アンジュは、彼が向けてくる甘い眼差しに
どこか懐かしさと切なさを覚えるが、
突然、彼に剣先を向けられた記憶を取り戻して……。
アンジュを守るレイヴィンの真意とは?
そして、記憶を失くしたアンジュの、本当の姿とは――
運命が動くラブロマンス。
内容説明
記憶のない霊体として目を覚ましたアンジュは、自分が見えるらしい怪盗・レイヴィンに出会い、彼を手伝うことに。怪盗の今回の標的は、この国一番の歌姫・セラフィーナ。アンジュは、彼が向けてくる甘い眼差しにどこか懐かしさと切なさを覚えるが、突然、彼に剣先を向けられた記憶を取り戻して…。アンジュを守るレイヴィンの真意とは?そして、記憶を無くしたアンジュの、本当の姿とは―運命が動くラブロマンス。魔法のiらんど大賞2021小説大賞“恋愛ファンタジー特別賞”受賞作。
著者等紹介
桜月ことは[サクラズキコトハ]
2月生まれ、北海道出身。魔法のiらんど大賞2021小説大賞“恋愛ファンタジー特別賞”を受賞(受賞時ペンネーム:桜餅ことせ)。本作『麗しの怪盗は秘宝の歌姫を所望する』は、受賞作を改稿・改題して書籍化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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色素薄い系
4
なんか思ってたのと違ったなぁというのが第一印象。面白くなりそうな要素はあったと思うんだけどね。国王が全部の元凶で悪です、と言われてじゃあ失脚させようって普通そんな簡単に行かないでしょ。その辺も軽くクリアされちゃうしセラフィーナにとってアレッシュは大事な存在だったはずなのにあっさり捨てて恋した男と一緒に行っちゃうし国も引っ掻き回すだけ引っ掻き回してその後はローズに任せたって雑すぎない?どうなったんだよ結局…レイヴィンの上司も帝国でどんな地位の人なのかも不明だし色々詰めが甘いと思いました。2024/09/02
長峰
4
若干、時系列が前後しているのでは?と思うこともありましたが。セラフィーナの記憶が戻ればああそういうことか、と納得。レイヴィンの一途さに惹かれるのは仕方ない。怪盗しながらの秘密仕事に寝なくて大丈夫か?と心配しつつ、無事にセラフィーナを手に入れてひと安心。ただ2人が去った後の王国の姿を書いてくれていれば良かったんじゃないかな。そこだけが残念。2024/06/06
くまくま
4
主人公を最後に攫うために怪盗設定にしたのかな、イマイチ2024/04/29
よっしー
2
正直、アンジュの正体とか諸々ほぼ予想通りだったし、ツッコミどころは満載(レイヴンの上司とか何者?禁術とは?)なんだけど…そこそこ楽しめた。ぶっちゃけ、その後のローズメインの話の方が読みたくなっちゃったな。彼女にも幸せになって欲しい。2024/09/17