透明なルール

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透明なルール

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041145418
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

中学受験国語で出題多数の小説、
『キャプテンマークと銭湯と』『ソノリティ はじまりのうた』の佐藤いつ子氏最新作!
ーーー
平凡な中学生・優希は、クラス替えでたまたま「1軍」のグループに入れたものの、本当の自分を隠して生きている。
成績が悪いフリをするし、オタクなところは絶対にバレたくない。クラスメイトの投稿に「いいね」をつけるかどうかも悩む。
そして家でも、生理用品を買ってと親に言えない・・・・・・。

「周りからどう思われるか」を気にするあまり、生きづらさを感じる優希が、不登校ぎみの転校生やマイペースなクラス委員との心の交流を通じて、
自分を縛る<透明なルール>に気づき、立ち向かっていく。
教室の雰囲気やSNSの同調圧力に息苦しさを感じる全ての人に、勇気をもたらす爽やかな物語。
ーーー
★10代から共感の声続々★
「僕自身も、小学校の頃に同調圧力や連帯責任に疑問を感じたことから徐々に学校へといけなくなり、
悩み続けていた経験があるので本作の主人公の姿にとても親近感を覚えました。
自分自身の軸が決まらず、迷っている人にこの作品をぜひおすすめしたいと思いました!」
「ずっとわからなかった<自分のもやもやとした経験、思い、感情>の名前。
それにぴったりな言葉を知ることができました。
読み終わった時に前を向こうと思えるような、素敵な物語でした。」

内容説明

“目立つことしたら、いじられちゃうよ”「人にどう思われるか」を気にしすぎる女子中学生が、不登校ぎみの転校生やマイペースな学級委員との交流を通じて、自分を縛る“透明なルール”に気付き、立ち向かっていく―。共感の声続々!友だち、先輩、親との空気の読み合い。息苦しさの先に見つけた希望の物語。

著者等紹介

佐藤いつ子[サトウイツコ]
青山学院大学文学部卒業。IT企業勤務後、創作活動開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

84
YA。佐々木優希(ゆうき)は勉強を頑張っている中学2年生。新学期のクラス替えが心配。今年度から校長がかわり、いわゆる「ブラック校則」が廃止され髪形も靴下の色も自由になった学校生活にも不安を感じている。周りの目が気になり、気を遣う毎日が始まった。転校生の愛は、感覚過敏症でギフテッドだった▽中学生の「空気読み過ぎ」問題。結局「透明なルール」は自分で自分自身を縛っている心▽途中、優希が思い悩んでいる姿にやきもきしましたが、希望のある終わり方でよかった。良本。2024.4刊2025/04/01

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

36
中高生が読むと共感するのかもしれない。同調圧力にビクビクしながら過ごしていたり、目立たないようにと個性を殺したり・・。けっきょくそれは自分で勝手に決めたルールかもしれない。理解ある人々が周囲にいるだけで変わっていき、成長していく姿が良かった。タイトルもピッタリ。2024/09/14

future4227

34
目に見えない同調圧力の中でビクビクしながら生きている中学生たち。でも、もしかしたらそんなものはないかもしれないのに、自分で勝手に同調圧力=透明なルールを作ってしまっているのかもしれない。人と違うことを言ったり、やったりすることがいかに勇気のいることか。ギフテッドの子どもも能力が高いが故の生きづらさを感じ、周囲の友だちとなかなか馴染むことができない。これは大人の世界も同じ。辛島先生のあっと驚く行動に拍手!2024/09/08

まる子

26
人の数だけ気持ちや意見があるはずだけれども、空気を読むなどの同調圧力に悩まされるのは大人も子供もあるある。そんな中学生の優希が、あるクラスメイトを通して「もしかしたらなかったかもしれない同調圧力と言う、目に見えない"透明なルール”で自分自身を縛っていたのではないか。」と思い始める。時に勇気が必要な場合もあるけれど、賛成ても反対でも、自分の意見を自由に言うことか大事だと気づく。担任の先生の生まれつきの髪だって生まれ持ったもの。帯には10代からの共感の声がいっぱい✨自分の気持ちも大切にしないとね!2024/04/27

雪丸 風人

20
透明なルールの持つ違った意味にハッとさせられました。主人公は勉強好きの中学二年生。身の丈に合わないグループで縮こまっていた彼女が、同じ委員になった少年や名門校から来た少女との関わりのなかで気づきを得て、自分らしさに目覚めていきます。予想外の展開に何度驚いたことか!確かにネガティブ思考でみずから壁を作ってしまうようなこと、ありますよね。けれど、現実は思ったよりビターじゃないのかも。正直に生きることのすがすがしさを教えてくれるこの作品は、子どもたちのバイブルにすらなりそうですよ。(対象年齢は12歳以上かな?)2024/04/23

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